パソコンでトレードするのに欠かせない取引ツールですが、FX会社ごとに取引ツールの機能や使いやすさもけっこう違ってきます。
というわけで、この記事では「ツールの選び方がわからない・・」という方に向けて、取引ツールに定評のあるFX会社5社に絞り、ツールの違いや選び方について詳しく解説していきます。

これまで20社以上の取引ツールを使い倒してきたエフキャン編集部の”つのだ”がわかりやすく解説!自分にあった取引ツールを見つけたい!という方にぜひ読んでみてほしいのだ!
この記事を読んでわかること
ブラウザ型とインストール型取引ツールの違いと特徴
取引ツールを選ぶときに押さえておきたい4つのポイント
取引ツールが優れたおすすめFX会社5社
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FX会社の取引ツール比較表
まずは取引ツールを一覧で比較してみましょう。
下の表は「ブラウザ対応タイプ」と「インストール型タイプ」ごとに人気の取引ツールを比べたものです。この2つのタイプの違いについてはこの後に詳しく解説していきますね。
FX取引ツールを使う前に知っておきたいこと
そもそも「取引ツールって何?」という方に向けて、まずは取引ツールを選ぶ前に知っておきたい2つのことについてお話していきます。
知っておきたい2つのこと
- 1ツールのタイプ:インストール型タイプとブラウザ対応タイプ
- 2通貨単位:1000通貨単位と1万通貨単位
取引ツールのタイプは大きく分けて2種類ある!
まず押さえておきたいのは、取引ツールは「インストール型」と「ブラウザ対応タイプ」の2種類があるということ!
そして、各タイプの違いを知れば、取引ツールの違いも理解できるようになります。
2つのタイプ
- インストール型:多機能、操作性がいい
- ブラウザ対応タイプ:動作が軽い、別のパソコンでもログインできる

特徴は違えど、どちらのタイプも初心者の方に使いやすい仕様になっているので、自分の好みに合わせて取引ツールを選んでほしいのだ!
ではさっそく!それぞれの取引ツールの違いを見ていきましょう。
インストール型の取引ツールの特徴
インストール型の取引ツールは自分のパソコンにダウンロードするタイプのツールです。
取引ツールの起動手順を説明すると、まずは各FX会社のページにログインし取引ツールをダウンロード。その後はデスクトップにアイコンが表示され、それをクリックしてツールを起動します。
インストール型の特長はなんといっても多機能で、操作性に優れていること!
特長
- 多機能:チャート分析から注文、情報収集まで1台でトレードを完結
- 操作性◎:カスタマイズ性が高く自分好みの取引環境が作れる
基本的なチャート機能はもちろん、注文機能や情報機能も搭載されているので、取引ツール1台でトレードを完結できます。
またまたレイアウト機能が充実しており、自分好みに画面配置を組み替えたり、チャート画面を複数保存できるのも大きな特長です。
なのでインストール型の取引ツールは、「自分でカスタマイズして快適なトレード環境を作りたい!」という方におすすめです。
これだけ聞くと「インストール型でいいんじゃないの?」と感じるかもしれませんが、パソコンのスペックが低すぎると動作が重くなってしまうデメリットも。
またMac対応のツールが少ないので、インストール型を選ぶ際には自分のパソコンの容量やOSも忘れずチェックしておきましょう。
ブラウザを使った取引ツールの特徴
ブラウザ対応の取引ツールはパソコンのブラウザを開いてツールを起動するため、インストールする必要がありません。
ブラウザ一覧
- Windows:「Internet Explorer(IE)」「Microsoft Edge」
- Mac:「Safari」
- iPhone:「Safari」
- 自分でダウンロードする:「Google Chrome」「Firefox」
そもそもブラウザとはWebページを開くためのソフトのことで、今みなさんが読んでいる記事もブラウザに表示されています。
そしてブラウザタイプの取引ツールは動作が軽くて使いやすいのが大きな特長です。
他にも、パソコンのOS(Mac、Windows)を選ばないため、ログインIDとトレード環境があれば、別のパソコンでもトレードできますよ。
特長
- 動作が軽い:インストール不要なのでパソコンの容量を気にする必要がない
- パソコンのOSを選ばない:別のパソコンでもトレードすることが可能
一方でインストール型に比べて機能やカスタマイズ性が劣るということも。
ただ最近はブラウザ対応タイプのツールも操作性や機能性が向上しています。特に使いやすさに関してはインストール型にも負けず劣らずです。
なのでブラウザ対応タイプは、パソコンの容量を抑えたい方や、機能性以上に使い勝手やシンプルさで選びたいという方におすすめです。
そのFX会社の通貨単位を確認する
これは取引ツールとは関係ない話ですが、FX会社によって「最低通貨単位」が異なるので、FX会社を比較する際には各会社の「通貨単位」も確認しておきましょう。
ちなみに、通貨単位は「1000通貨」と「1万通貨」の大きく2つに分けられます。下の表では各FX会社の通貨単位を比べています。
各通貨単位のFX会社 | |||
1000通貨単位 のFX会社 | ![]() |
![]() |
![]() |
1万通貨単位 のFX会社 | ![]() |
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もちろんトレードに必要な元手も通貨単位ごとに異なるので、1000通貨単位のトレードは1万円、1万通貨単位のトレードでは10万円程度の元手は用意しておきましょう。

元手が10万円未満の方は1000通貨単位のFX会社がおすすめ!
このように取引ツールの機能だけでなく、各FX会社の通貨単位を踏まえた上で自分に合った取引ツールを選んでいきましょう。
FX取引ツールを選ぶときの4つのポイント
それでは次に取引ツールを選ぶときの4つのポイントを解説します。
4つのポイント
- 1ほしい機能やテクニカル指標があるか?
- 2レイアウト機能が充実しているか?
- 3自分の好きな配色でトレードする
- 4取引ツールと注文するFX会社を分ける
すでにインストール型とブラウザ対応を比較しただけでも、「取引ツールごとに違いって結構あるんだな・・」と思った方も多いと思います。
タイプが違えば機能や使いやすさも大きく異なるので、4つのポイントを参考にして自分に合った取引ツールを見つけてください!
ほしい機能やテクニカル指標があるか?
テクニカル分析に欠かせないのがチャート機能です。まずはほしい機能やテクニカル指標があるかを基準に取引ツールを選んでみましょう。
ただほとんどのFX会社の取引ツールには移動平均線やMACD、ボリンジャーバンドなど代表的なものも含めて20種類以上テクニカル指標が搭載されています。

数が少ないからといって必ずしもデメリットになるとは限らないということなのだ!
ただ「すでに試したい手法がある!」という方は、そのテクニカル指標やライン描画機能が使えるかは確認しておきたいですね。
テクニカル指標に特段こだわりがなければ、次に解説する「レイアウト機能」を基準に取引ツールを選んでいきましょう。
取引ツールのレイアウト機能が充実しているか
レイアウト機能とは表示画面を自分で組み換えたり、保存したりしてカスタマイズできる機能のこと。快適なトレード環境を作るには欠かせない機能です。
もちろんチャート分析機能も大切ですが、「自分が使いやすいようにどんどんカスタマイズしたい」という方は、レイアウト機能が充実しているインストール型の取引ツールで始めることをおすすめします。
具体的には、タブ機能やレイアウトパターン機能を使ってカスタマイズしていきます。
主なレイアウト機能
- レイアウトパターン機能:画面を自動整列してくれる
- タブ機能:保存した各画面の切り替えが簡単にできる
ただ機能の名前だけ言われてもピンとこないと思うので、写真を使って簡単に解説します。
レイアウトパターン機能:画面を自動整列してくれる
レイアウトパターン機能とは自動的に画面を4分割、16分割してくれる便利な機能です。ワンクリックで複数の画面が整列するため、自分で細かく調整する必要がありません。
(チャート画面はGMOクリック証券のプラチナチャート)
例えば写真のオレンジと水色のパターンを選択するとそれぞれレイアウトが表示されます。さらにこの画面を保存することもできるので、次回以降は設定する必要がなく、すぐにトレードできますね!
タブ機能:保存した各画面の切り替えが簡単にできる
「タブ機能」とは1つの画面を複数パターン保存して、自由に切り替えできる機能のことです。
例えば「チャート画面だけのページ」「注文機能と情報機能を組み合わせたページ」など自分好みにカスタマイズしたページを、そのまま保存できるのが特徴です。
そして保存したページは画面下のタブに保存され、簡単に切り替えができます。さらに保存したタブに名前をつけておけば、分析する通貨や時間足チャートが多くなっても、ひと目でタブを区別できるようになります。
ここでレイアウトパターン機能とタブ機能を組み合わせたチャート画面の一例を紹介します。
レイアウト機能を使った実際のトレード画面を解説!
赤枠のチャート画面は米ドル/円の「日足、4時間足、1時間足、5分足」を表示させたものです。
FXでは1つのチャート画面だけで売り買いするイメージを持つ方も多いと思いますが、実際は上の写真のように「日足→4時間足→1時間足→5分足」など長期の時間足から順番に大きな流れを把握して、売り買いの判断を行うと良いとされています。
この複数の時間足で分析することを「マルチタイムフレーム分析」といい、多くのトレーダーがトレード戦略に活かしています。
マルチタイムフレーム分析についてもっと詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてみてください!
表示画面はチャート画面の他にも、緑の枠の注文機能を組み合わせることも。これによって売買のタイミングを逃すことなくスムーズに注文できます。
また、上の写真は米ドル/円の画面ですが、トレーダーの中には複数の通貨ペアをチェックする方も多くいます。そこで青枠のタブ機能を使って米ドル/円と同じ画面を各通貨ペアごとに設定し、素早く切り替えることが可能になります。
このように実際のFXトレードでは「複数の時間足」「複数の通貨ペア」を分析することも多く、注文機能や情報機能なども組み合わせていくならレイアウト機能は欠かせません。
また、「自分で組み替えるのが大変そう・・」という方は各取引ツールに搭載されているテンプレートを使いながら、最終的に自分のトレードスタイルにあったトレード環境を作っていきましょう。

レイアウト機能が充実した取引ツールなら画面保存も切り替えも超簡単。ノートパソコン1台でトレードする方には特に嬉しい機能なのだ!
自分の好きな配色でトレードする
「機能も大切だけど、やっぱりかっこいい取引ツールがいい!」という方は各取引ツールの背景色やデザイン変更の有無を確認しておきましょう。
ただ取引ツールによってデザイン変更の自由度は大きく異なります。ツール全体のテーマカラーを変更できるものから、ローソク足の色を細かく変更できるものまでさまざまです。
特に「取引ツールの背景色(黒か白)」については好みが大きく分かれると思うので、気になる方は両方に切り替えれるヒロセ通商の「LIONFX C2」で始めるのがおすすめです。

ちなみに「白背景」ならチャート画面を印刷した際にインクの消費が少ない、用紙に書き込みができるといったメリットも。
ただ「黒背景」もかっこよくて捨てがたいのだ。
このように機能性だけでなく、見やすさや配色も含めて自分が使いやすいと思うものを選ぶのも1つのポイントです!
取引ツールと注文するFX会社を分ける
最後に解説するポイントは、取引ツールと実際に注文するFX会社を分ける方法です。
チャート分析ツールはA社がいいけど、スプレッドはB社がいいといった場合、それぞれFX会社を使い分けるというのもアリです。
他にも、スマホアプリはチャート画面の見やすい会社を選ぶなど、ツールごとにFX会社を使い分けるといったトレーダーも少なくありません。
まずは自分が使いやすい取引ツールを見つけることが大切ですが、余裕ができたらFX会社の強みを活かして口座を使い分けていきましょう!
初心者におすすめのFX取引ツール5選
ここではエフキャン編集部が初心者の方におすすめするFX会社5社と取引ツールを紹介していきます。
おすすめFX会社5選
- 1DMMFX
- 2ヒロセ通商
- 3GMOクリック証券
- 4外為どっとコム
- 5YJFX!
これまで解説してきた「取引ツールのタイプ」や「機能性や使いやすさ」をもとに紹介しているので、自分にあった取引ツールを見つけてください!
DMMFX
DMMFXはすべての取引ツールがブラウザ対応!機動性と使いやすさで取引ツールを選びたい方におすすめです。
メインの取引ツールは「DMMFX PLUS」と「DMMFX STANDARD」、チャート分析ツールに「プレミアチャートプラス」を提供しています。
なかでも、「DMMFX PLUS」と「プレミアチャート」の組み合わせがおすすめです。動作が軽い上にシンプルで使いやすい取引ツールとなっています。
DMMFX PLUS
DMMFX PLUSはブラウザ対応タイプながら、注文機能や情報収集機能も備わっている多機能な取引ツールです。
Google Chrome、Safariなどからログインするだけなので、パソコンにインストールする必要がなく、さらに空き容量を心配する必要もありません。
またテクニカル指標も20種類搭載されており、初心者の方が始めるには十分すぎるほど!
他にもインストール型ほどではありませんが、レイアウト設定も備わっており選択するだけで画面配置も変更できます。
なので「取引ツールが使いこなせるか心配・・」という方は、まずはDMMFXPLUSで始めてみるのもよいかもしれません。
プレミアチャート
チャート分析専用ツール「プレミアチャート」は動作の快適さと見やすさは抜群!初心者から上級者まで納得できるシステムを提供しています。
チャート分析に特化した取引ツールというだけあって高機能さが際立ちます。自動フィボナッチや比較チャートだけでなく、売買シグナル通知など分析をサポートしてくれる機能を豊富に搭載。
中でも比較チャートは、日経225やダウ、金などの主要指数やコモディティまでチェックできる点が特長です。CFDサービスも取り扱っているDMMFXならでは機能ですね。
ひとつ注意点は、DMMFXは1万通貨単位で取引できるFX会社だということ。まとまった証拠金が必要なので10万円以上の元手が用意できる方向けです。

プレミアチャートプラスのデザインはDMMFXPLUSと同様にシックな黒背景。異なる取引ツールでもデザインの統一感があってカッコいいのだ!
ブラウザ対応の取引ツールでストレスなくトレードしたい方、シンプルな取引ツールで始めたい方はDMMFXがおすすめです。
ヒロセ通商
ヒロセ通商は数多くの取引ツールを提供しています。
その中でもインストール型の「LIONFX C2」はヒロセ至上最強といわれるほど完成度の高さに定評があり、利用者の声をもとに毎月バージョンアップし細部まで使いやすさにこだわっています!
なので初心者の方はもちろんのこと、上級者の方まで誰もが使いやすい取引ツールに仕上がっています。
さらに「LIONFX C2」なら、チャート分析から注文まで1台でトレードを完結できるので「色んな取引ツールを使い分けるのが大変そう・・」という方にもおすすめです。
また、ブラウザ対応のチャート分析ツール「LIONチャート+」はDMMFXのプレミアチャートと仕様が近く、高度な分析ツールを使いたい方にもおすすめです。
LIONFX C2:多機能で操作性抜群
「LIONFX C2」は基本的なチャート分析機能はもちろんのこと、業界トップクラスの27種類の注文機能が用意された多機能な取引ツール。
またチャート機能には「10秒足チャート」が搭載されており、「スキャルピング公認」のヒロセ通商ならではの個性的な機能も魅力です!
LIONFX C2:自由度の高い画面設定が可能
機能が充実している以外にも、自由度の高い画面設定にも注目です。
取引ツールを選ぶポイントで説明した「レイアウト機能」や「タブ機能」はすべて搭載されており、自分好みの快適なトレード環境が作れるのもGOOD!
他にもデザイン変更の自由度も高く、背景設定が黒・白2色から選べるだけでなく、チャート画面の配色も細かく変更できるので自分好みの見た目にカスタマイズできます。
さらにヒロセ通商の公式サイトでは、LIONFX C2で使える18種類の厳選された取引画面レイアウトを無料でダウンロード可能!
カスタマイズに迷っている方や、人気のレイアウトを利用したい方はチェックしてみてください。

特にスピード感の求められるスキャルピングでは、タブによる切り替えは必須。
ノートパソコン1台で複数のチャート画面を分析するなら、タブ機能を駆使できるヒロセは使えるのです!
「LIONFX C2」は豊富な機能と良好な操作性を兼ね備えたバランスの良い取引ツールです。デスクトップパソコンにダウンロードして自宅で本格的にトレードしたい方におすすめです。
GMOクリック証券
GMOクリック証券の取引ツールはブラウザ対応タイプの「プラチナチャートプラス」とインストール型の「はっちゅう君FXプラス」を2つセットで使用します。
「プラチナチャートプラス」はチャート分析に特化した取引ツールで、「はっちゅう君FXプラス」はその名の通り注文機能が充実した取引ツールです。
はっちゅう君FXプラス
発注機能に特化した「はっちゅう君FXプラス」は、チャート機能に特化した「プラチナチャート」とのバランスが絶妙。インストール型タイプの取引ツールなので、カスタマイズ性が高いのも特長です。
注文機能はワンクリック注文はもちろんのこと、チャート上からの注文やレート一覧から発注も可能です。またポジションを複数持っている場合、一括で決済できる機能も便利です。
他にも、価格を通知してくれるアラート機能やキーボードショートカットを使って効率よく操作できるなど、便利な機能が数多く搭載されています。
注文に特化した取引ツールとはいえ、テクニカル指標も9種類と代表的なものはしっかり用意されています。
少し余談にはなりますが、GMOクリック証券はスマホアプリも高機能で使いやすくエフキャン編集部でもおすすめアプリ第1位として紹介しています。
1つ1つの取引ツールの完成度が高く、パソコン、スマホどちらもGMOクリック証券でトレードするという方も少なくありません。
またスプレッドの狭さやスワップポイントの高さも業界トップ水準。その総合力の高さから国内取引量8年連続第1位(※)と輝かしい実績を誇っています。
ファイナンス・マグネイト社調べ2012年1月~2019年12月

高機能な取引ツールもいいけど、アプリや取引コストなど総合的に良い会社で始めたいという方はGMOクリック証券が圧倒的におすすめなのです!
外為どっとコム
外為どっとコムはインストール型「外貨ネクストネオ」がおすすめです。ヒロセ通商の「LIONFX C2」に近い機能で、カスタマイズ性も高い取引ツールです。
外貨ネクストネオのポイント
レイアウト機能の充実度では「LIONFX C2」を上回ります。最大表示画面数が20枚、タブ機能を使えば最大128枚のチャート画面を保存できるので、複数の通貨ペアを分析する方にもおすすめです。
他にも、チャート上に気付いたことを書きこめたり、アイコンの目印を挿入できるなど細かいチャートデザイン機能も優れもの!背景やチャートの色も変更できて、自分専用のトレード環境を作りたい方におすすめです。
また外為どっとコムは情報サービスが豊富なFX会社です。なので経済ニュースはもちろんのこと、売買比率やポジション比率と言った独自のサブツールが充実しています。
チャート分析以外の情報機能を併用しながらトレード戦略を考えたい方は外為どっとコムで始めるのもアリだと思います。

10種類のニュースやレポートを取り扱っているだけでなく、初心者の方がFXの基礎知識を勉強できる動画コンテンツも盛りだくさん!
トレード用のFX口座とは別に、外為どっとコムを情報収集用口座として使い分ける人も多いのだ!
YJFX!
大手ヤフーグループを親に持つYJFX!は国内でも数少ないMT4を扱っているFX会社です。
MT4
MT4とはロシア会社が開発したチャートソフトで、無料で使えることもあり世界中のトレーダーが使用しています。そしてYJFX!は国内でも数少ないMT4取り扱いFX会社で、チャート分析専用ツールとして使用できます。
MT4の特長はなんと言っても高機能なこと。テクニカル指標が47種類も用意されており、チャート分割数は無制限です。正直に言って全部の機能を扱いきるには時間がいくらあっても足りないぐらいです(汗)
さらに移動平均線やMACD、RSIなどのテクニカル指標のパラメーターも細かく設定できます。
とはいっても、FXを始めたばかりの方はチャート機能1つにしても使い慣れるまでに苦労するもの。パソコン操作に慣れていない方はDMMFXやヒロセ通商などの国内取引ツールから練習していくことをおすすめします。
Desktop Cymo
YJFX!の「Desktop Cymo」は見た目も機能もコンパクトな取引ツールです。YJFX!が提供している分析ツールと併用し、主に注文機能として使用します。
その見た目とは裏腹に、自動損切り・利食いの注文機能やチャート分析機能などトレードに欠かせない機能もしっかり搭載。
先程のチャート分析専用ツールのMT4と併用すれば、画面のスペースを取らずに注文できるのもDesktopCymoの魅力です。
上級者も愛用するMT4でチャート分析し、コンパクトなDesktop cymoで注文するというのも結構おすすめのスタイルです。

どちらもインストール型なのでパソコンの容量はチェックです!
気になる取引ツールはまず試してみるべし
ここまで5つのFX会社を比較して「結局どこのFX会社がいいのか」と迷っている方もいると思います。なので、最後にこれまで紹介してきた取引ツールを特徴ごとにまとめて解説します。
意外と自分にあった取引ツールは使ってみないとわからないので、気になるところは口座開設して実際に試してみるのが一番です。
ブラウザ対応おすすめ:動作や操作性で選ぶならDMMFX
機動性と使いやすさで取引ツールを選びたい方はすべての取引ツールがプラウザ対応タイプのDMMFXで始めてみましょう。
初心者の方は「DMMFX PLUS」だけでも十分ですが、分析の幅を広げたい方は「プレミアチャート」と使い分けるのもおすすめです。
インストール型おすすめ:1台で完結できる!ヒロセ通商
分析から注文まで1台の取引ツールでトレードしたい方はヒロセ通商の「LIONFX C2」で決まり!カスタマイズ機能を使い倒して自分だけのトレード環境を構築しよう!
スキャルピングでトレードしたい方にもおすすめ
さらにヒロセ通商の「LIONFX C2」は数十秒~数十分でトレードを完結させるスキャルピングと相性がいいです。10秒足チャートが使えたり、LION分析ノートで自分の成績が振り返れるのも大きな特長。
さらに取引量に応じた食品がもらえるキャンペーンも毎月実施しています。
トレードのたびにもらえる食品もグレードアップするので、トレード後のご褒美としてキャンペーンにも応募しておきましょう。
チャート分析と注文で取引ツールを使い分け!GMOクリック証券
GMOクリック証券の「プラチナチャートプラス」は描写ツールやテクニカル指標の種類が豊富。「はっちゅう君FXプラス」の注文機能との組み合わせは相性抜群!
チャート分析機能と注文機能、それぞれに特化した取引ツールを使い分けたい方はGMOクリック証券がおすすめです。
FX会社を使い分けよう
ここまでお伝えしたように、FX会社にはそれぞれ強みがあるので、用途に合わせて取引ツールや取引口座を使い分ける方も少なくありません。
次の記事では取引ツール以外にも、スプレッドやスマホアプリ、スワップポイントなど、10項目ごとにFX会社を比較しているので気になる方は参考にしてください!
まとめ

取引ツール選びに迷ったらとにかく使ってみること!実際に取引ツールを使っていく中で、自分好みのレイアウトや自分なりの使いやすさがわかってくるのだ!
次の記事ではスマホアプリがおすすめのFX会社を5つに厳選して解説しています。気になる方は一読ください!
この記事のまとめ
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取引ツールには、動作が軽く使いやすい「ブラウザ対応タイプ」と多機能な「インストール型タイプ」がある
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チャート分析から注文まで1台でトレードするなら、ブラウザタイプの「DMMFX PLUS」かインストール型の「LIONFX C2」がおすすめ
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MacでFXを始めるなら、ブラウザタイプの取引ツールかヒロセ通商の「Mac専用ツール」がおすすめ
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まずはほしい機能やチャート機能を確認し実際に使ってみよう!
FXツールに関するよくある質問
Q1.FXの取引ツールを選ぶ際に押さえておきたいポイントは?
A.取引ツールは「インストール型」と「ブラウザ対応タイプ」の2種類があることを押さえておき、自分の好みに合わせて取引ツールを選ぶことをおすすめします。他にもほしい機能やテクニカル指標があるか?レイアウト機能が充実しているか?などのポイントが挙げられます。
Q2.全てのバランスが良く高水準なツールはなに?
A.ヒロセ通商の「LIONFX C2」です。インストール型の取引ツールは多機能でレイアウト機能が充実しています。
Q3.シンプルなツールはどれ?
A.DMMFXの「DMMFX PLUS」です。
デザインがシンプルで手軽に取引できるものとなっています。