最近はFXアプリも機能が充実しており、アプリだけでトレードするという方も増えています。ただ「FXアプリって種類が多くて、どれを選べば良いのかわからない・・」という方もいるんじゃないでしょうか?
そこで、この記事ではスマホアプリの選び方とおすすめ会社5社について解説していきたいと思います。

これまで20社以上のスマホアプリを使い倒してきた”つのだ”がわかりやすく解説!アプリの違いが気になる方はぜひ読んでみてほしいのだ!
気になるトピックをタップ!
スマホアプリがおすすめのFX会社一覧
また今回は、エフキャン編集部が紹介している23社のスマホアプリから5つを厳選!ぜひ最後まで読んでみてください。
FX会社 | 使いやすさ | チャ|ト分析 | 情報機能 | テクニカル指標数 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|
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◎ | ◎ | ◎ | 12種類 | 公式 |
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〇 | ◎ | ◎ | 16種類 | 公式 |
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〇 | 〇 | 〇 | 11種類 | 公式 |
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〇 | △ | 〇 | 19種類 | 公式 |
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△ | △ | 〇 | 16種類 | 公式 |
FXのスマホアプリとは?
そもそも「FXのスマホアプリってどんな機能があって、どんなことができるの?」という方のためにFXアプリの特長から解説していきたいと思います。
FX会社ごとにアプリの特長が違う!
まずはじめに押さえておきたいことは、FX会社によってアプリの特長に違いがあること!機能だけでなく、アプリの使いやすさやデザインもけっこう違ってきます。
アプリの比較項目
- チャート分析機能
- 注文機能
- 情報サービス
- アラート機能
- 使いやすさ
- デザイン性
なんとなくアプリを選んでしまうと「ほしい機能がなかった・・」「使ってみると以外と使いにくいな…」といったことにもなりかねません。
なので、この記事を読んでFX会社のアプリごとの違いを理解し、自分にあったアプリを見つけてください!
また、どの項目を重視したらいいのかわからない・・・という方は、まずはチャート分析機能と使いやすさを確認しておきたいですね。

これから本格的にスマホでチャート分析するなら、テクニカル指標数やチャートにラインが引ける機能(ライン描画機能)の有無なども忘れずチェックしておきましょう!
スマホでトレードする人が半分以上!
FXを始める際に「どれくらいの人がスマホでトレードしてるのかな?」と疑問を持ったことはありませんか?
トレーダーというとコックピットのようにいくつも画面を並べている様子をイメージする方もいると思いますが、実際にはパソコンを持っていない「スマホトレーダー」も増えています。
引用元:https://fx.minkabu.jp/hikaku/investor_survey.html
上記のアンケートによると「スマホのみ」でトレードしている人は35%で、パソコンやタブレットと併用する人も含めるとスマホアプリの利用者はほぼ半数!
場所・時間を選ばず自由にトレードできること以外にも、通信環境が良くなったり、スマホ本体の性能が向上していることがスマホトレードを後押ししているかもしれませんね。
なのでパソコンを買うのがもったいない。外出時のスキマ時間でトレードしたい!という方は、まずはスマホでFXを始めてみるというのもアリだと思います。
スマホアプリのメリット
さてお次は、スマホアプリでFXを始めるメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。FXアプリの良し悪しを理解して、トレードにうまく活用していきましょう!
スキマ時間でもトレードできる
1つ目のメリットは、スキマ時間でもトレードできること。
通勤通学の電車の中、仕事の合間、お昼休憩など「ちょっとした時間を有効活用できる」のは嬉しいですよね。
さらにパソコンを持ち運ぶ手間や置くスペース、Wifi環境などを気にする必要もありません。
もし自宅でトレードする場合でも、スキマ時間で情報収集や簡単なチャート分析を行うなど活用方法はたくさんあります。
スキマ時間の使い方は人それぞれですが、「場所・時間問わずFXトレードができる」というのはスマホアプリ最大のメリットですね!
スマホアプリは意外と高機能
そもそも「スマホアプリってパソコンに劣るんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
ただスマホアプリは意外と高機能!基本的なチャート分析や注文はもちろんのこと、FX会社のアプリ開発が進むにつれて、これまでパソコンでしか使えなかった機能もアプリに搭載されてきました。
具体例をあげると、「チャート画面から注文できる機能」や「ライン描画ツール(チャートにラインを引く機能)」などの機能です。

またアプリの起動の早さ、つまり「機動性」という意味ではパソコンをしのぐほど♪
他にも、スマホアプリの「見やすいレイアウトと使いやすいタップ操作」も大きな特長です。
アプリによって違いはありますが、中でもGMOクリック証券は初心者の方にも上級者にも定評のあるアプリなので写真で比較してみます。
外為どっとコムとGMOクリック証券のスマホアプリ比較
※左が外為どっとコム「外貨ネクストネオ」。右がGMOクリック証券「GMOクリック FXneo」
上の写真は外為どっとコムのアプリと比較したものです。GMOクリック証券のアプリは「時間足や拡大縮小、注文画面」などの各機能がアイコンと白いボタンで統一されています。
他にも、GMOクリック証券は下のタブから注文画面やマーケット情報などへの機能の切り替えもスムーズにできます。
ひんぱんに切り替えを行うスマホアプリの場合、ボタンの見やすさとワンタップで切り替えられる使い勝手は超大事。操作性抜群のスマホアプリで始めたい方は「GMOクリックFXneo」がおすすめです。
スマホアプリのデメリット
トレード場所を選ばないことや操作性に優れているなどのメリットを説明しましたが、スマホアプリには画面が小さいことによるデメリットも存在します。
3つのデメリット
- 1複数のチャート画面を同時に分析できない
- 2縦横画面でチャートの見え方が違う
- 3ラインが多くなると調整が面倒
「画面の大きさ=分析のしやすさ」といっても過言ではないので、しっかりデメリットも理解しておきましょう。
複数のチャート画面を同時に分析できない
1つ目のデメリットは複数のチャート画面を同時に分析できないこと。ノートパソコンと比較しても、一度に表示できるチャート画面の違いは一目瞭然ですよね…
このときに最も困るのが、複数の異なる時間足を分析する【マルチタイムフレーム分析】の際に、画面の切り替えが多くなること。
マルチタイムフレーム分析とは「日足→4時間足→1時間足」のように複数の異なる時間足を分析してトレードの戦略を立てる方法です。
ただ「マルチタイムフレーム分析?」「異なる時間足?」と言われてもよくわからないですよね・・・
なのでアプリのデメリットを理解するために、マルチタイムフレーム分析を確認していきましょう。
マルチタイムフレーム分析とは?
マルチタイムフレーム分析とは、トレードを行う時間足より大きな時間足を確認することで、全体の流れを把握し売買判断に活かす方法です。
具体的には、「日足、4時間足、1時間足」のように時間軸ごとの相場状況(トレンド、レンジ)の違いを把握して、実際にエントリーポイント(どこで売り買いするのか)を判断していきます。

分析する時間足の種類や数は、トレード手法やスタイルによってさまざまですが、
まずは「大きな時間足から分析する」ことだけは覚えておいてください!
ここでもう少し「長期足と短期足を確認する重要性」について、2つのチャート画面を使って説明します。
- ①短期、中期、長期のすべての時間足が上昇トレンド
- ②短期は上昇トレンドだが、中期はレンジ、長期は下降トレンド
①トレンドの方向が同じ
②トレンドの方向がバラバラ
2つを比べると、どちらも短期(赤色の枠)の相場状況が上昇トレンドです。ただ中長期足の相場状況は正反対。
そして②の場合、短期の上昇トレンドだけを見てトレードすると、中期のレンジの上限ですぐに反転してしまった、といったことがよく起こります。
マルチタイムフレーム分析によって中長期足の相場状況も同時に把握できていれば、損切りや利確ポイントを浅めに設定してリスクを抑える。場合によってはエントリーを控えるという選択肢も考えられたかもしれません。
このようにマルチタイムフレーム分析はトレード戦略に大きく影響してくるためテクニカル分析には欠かせないもの。アプリでトレードする場合もしっかり身に着けておきたいですね。
もう少しマルチタイムフレーム分析について理解を深めたい方は次の記事を参考にしてみてください。
パソコンとスマホアプリのマルチタイムフレーム分析の違い
前置きが少し長くなりましたが、マルチタイムフレーム分析の重要性を理解したところで、実際にパソコンとスマホアプリの分析画面にどれくらい違いがあるのかを説明します。
まずパソコンでトレードする場合、画面を4分割すれば複数の時間足を同時に確認できます。もちろん注文も同時に行えます。
実はスマホアプリにも画面分割機能が搭載されていますが、小さい画面をさらに4分割しているので正直いって見やすいとは言えません。
なので、スマホアプリでマルチタイムフレーム分析をするためには、1つずつ画面を切り替える必要があります。
ただ慣れないうちは、日足→4時間足→1時間足→15分足と分析するうちに「あれ日足チャートって上昇トレンドだったかな?」と忘れてしまうことも多いんですよね。
もちろん分析に慣れてくれば問題ありませんが、マルチタイムフレーム分析の際に画面の切り替えが多くなるのはスマホアプリのデメリットであることには変わりありません。

切り替えが多くなる分、使いやすいアプリを選ぶことは超大事。
それでもマルチタイムフレーム分析に慣れないという方は、パソコンで練習するのもおすすめなのです!
縦横画面でチャートの見え方が違う
2つ目のデメリットはスマホアプリの縦横画面でチャートの見え方が違うこと。
実際にスマホアプリの縦横の各チャート画面を見比べてみたいと思います。
横画面に比べて縦画面表示はチャートが縦に長くなり、表示されるローソク足の本数も少なくなります。なので波の形や移動平均線の角度が違って見えるのです。
スマホの縦横の表示画面は意見がわかれますが、特にパソコンの画面に慣れている方は、スマホの縦画面には慣れないかもしれません。
複雑なライン分析に不向き
3つ目のデメリットは「複雑なライン分析に不向き」なこと。
例えば、水平線とトレンドラインを引き、その次にフィボナッチを引いて・・・というようにライン描画機能を多用したトレードの場合、チャート画面はもちろん「線だらけ」。
そして、小さい画面にたくさんのラインを表示させると「間違ってラインを消してしまう、ラインがズレる」などの操作ミスがどうしても起こります。
このように、表示させるラインが多くなると調整が面倒になるため、描画機能を多用したライン分析をする人には厳しいかもしれませんね。
なので、もしライン分析を使ってトレードするなら本数を少なくする、補助的に使用するといった工夫が必要になります。
スマホ1台でトレードする方法とは?
1つ前のデメリットで解説したように、マルチタイムフレーム分析や複雑なライン分析には少々不向きなことがわかりました。
もちろんトレードに慣れている、手法が確立している方なら問題ないかもしれませんが、これからFXを始める方には「スマホ1台でトレードはできないのかな・・?」と気になる方も多いと思います。
そんな方に向けて、ここからはスマホ1台でトレードを始めるためのポイントを解説していきます。
アプリでトレードできる方法を見つけよう
スマホアプリでトレードするなら、ページ切り替えや分析作業が少ないシンプルな分析方法を見つけましょう。
テクニカル指標分析であればチャートに表示させるだけなので、あまり手を加えず、見るだけで相場を分析することも可能です。
アプリでの分析方法
- ▲ライン分析:多用すると画面が複雑になる
- ◯テクニカル指標分析:チャート画面に表示させるだけ
そして、各テクニカル指標は画面に表示させるだけでなく、それぞれの役割や使い方を理解することも大切です。
例えば短期と長期の移動平均線のクロスを売買シグナルとする「ゴールデンクロス」や、短期、中期、長期のクロスを利用した「パーフェクトオーダー」など、自分なりの勝ちパターンを見つけることでスマホだけでの売買判断もスムーズにできます。
他にもチャートやローソク足の形から分析する方法もあるので、勝ちパターンを確立するヒントになるかもしれません!
- テクニカル指標(MACD、ボリンジャーバンド、RSI)
- チャートパターン(ダブルトップ、トリプルトップ「三尊」)
- ローソク足の形(ピンバー、大陰線)
- ローソク足の組み合わせ(包み足、宵の明星)
もしテクニカル分析やトレードの手順が気になる方はこちらの実践記事を参考にしてください。
スマホでトレードするためのポイント
シンプルなトレード分析方法を見つける以外にも、分析する通貨ペアや時間足を少なくすることも超大切。
これはFXアプリでトレードすることに限った話ではありませんが、FXを始める際にトレードする通貨ペアを決めておくことはトレード手法と同じぐらい大切です。
- トレードする通貨ペアを選ぶ
- トレードスタイルを決める
トレードする通貨ペアを選ぶ
トレード前に必ず行うのが通貨ペアを選ぶこと。このときに分析する通貨ペアを絞っておくとチャート分析回数も少なくなります。

もし8通貨ペアを分析するなら、4つの時間足×8通貨ペア=32画面の確認。かなり時間がかかりそうなのだ…
なので慣れないうちは通貨ペアの数を絞って始めてみましょう。
また初心者の方が通貨ペアを1つに絞るなら米ドル/円から始めることをエフキャン編集部ではおすすめしています。
特にポンド系の通貨ペアは値動きが激しく初心者のうちは難しいと言われているので、慣れるまでは値動きが安定している米ドル/円やユーロ/ドルから始めるのがおすすめです!
トレードスタイルを決める
トレードスタイルとは「1回のトレードをどの程度の時間で完結させるのか?」という売買期間の長さのこと。
短期トレード(スキャルピング、デイトレード)からスイングトレードなどさまざまです。
またトレードスタイルによってマルチタイムフレーム分析を行う時間足も異なります。なので自分に合ったスタイルを決めて分析する時間足を把握しておくことは超大切。
まだ自分にあったトレードスタイルがはっきりしていない方はこちらの記事を参考にしてください。
スマホアプリの活用方法
ここではチャート分析以外のスマホアプリ活用方法を解説していきます。
情報収集や勉強方法、他の機能も気になる・・という方はぜひ参考にしてださい。
4つのポイント
- 1経済ニュースなどの情報収集を行う
- 2経済指標を確認しよう
- 3注文用として利用する
- 4便利なアラート機能を活用する
スマホアプリで経済ニュースを確認しよう!
経済ニュースと聞くと「新聞や雑誌も読まないといけないの?」と身構えてしまうかもしれません。
しかし、為替に関連するニュースなら無料のFXアプリだけでも十分収集できます。しかも1つのFX会社でもかなりの情報量です!

複数のアプリを使うより、「情報収集用」として収集先を1つに絞っておくとスマホの中もスッキリするのだ♪
数あるアプリの中でもニュースが充実しているのはYJFX!のスマホアプリ「外貨ex」です。
3種類のプレミアムレポートが読み放題など、質の高い情報が1つのアプリにギュっと凝縮!
例えば、通貨ペアごとの分析レポートや、著名人による経済レポートが定期配信されているので毎日読み続けていけば、身につく知識も相当な量になります。
このようにスマホアプリを活用すれば、スキマ時間で効率よく情報収集できます。「忙しくてニュースが見れない・・」という方にもおすすめです!
経済指標カレンダーは必ずチェックしよう
定期的に発表される経済指標はトレード前に必ずチェックしておきましょう。
というのも毎月第一金曜日に発表される「米国雇用統計」などの重要な指標発表直後は値動きの乱高下が見られたり、スプレッドも広がりやすいから。事前に確認しておけばトレードを控えることもできます。
また、経済指標の確認には各FX会社のアプリにある「経済指標カレンダー」がとっても便利です。

経済指標が重要度別に5段階評価で表示されているので、重要な経済指標を覚える必要がありません!
さらに便利な機能「経済指標通知」を使えば、重要な経済指標を直前にプッシュ通知で知らせてくれます!確認忘れもしっかり対策できますね。
経済指標チェックはトレード前の日課と言っても過言ではありません。アプリをうまく活用して毎日欠かさずチェックするようにしましょう。
パソコントレードの補助として使うのもおすすめ
最後にパソコンでトレードする方のアプリの活用方法を2つ解説します。
2つのポイント
- 1注文専用として使用する
- 2アラート機能で「お知らせ」
①注文専用として使用する
パソコンでチャート分析するなら、スマホアプリを注文専用として使用するのが超便利♪
スマホアプリで注文しておけばトイレや食事、息抜きに外出することも可能です。パソコンの前に張り続ける必要がありません!
また、最近のスマホアプリの注文機能は「チャート画面上から注文できる」ため、「100.013円で売り」などの数値を入力する必要がなくストレスフリーで注文できるのが特長です。
そして、チャート上からの注文機能が搭載されているのがGMOクリック証券のアプリ「GMOクリックFXneo」です。
チャート画面内の「Action機能(チャート上から注文できる機能)」を使えば入力に手間がかかりがちなOCO注文・IFD注文もライン操作で直感的に行えます。初めて注文する方にも優しい仕様になっています。
このようにアプリの機能は年々向上していることもあり、「チャート分析はパソコンのみ。注文は専用のFX会社のスマホアプリで行う。」という人も少なくないんですね。
②アラート機能で「お知らせ」
アラート機能とは、相場の値動きや経済指標の有無を「プッシュ通知してくれる」機能のことです。
アラート機能の種類
- 経済指標通知
- レート通知機能
- 相場変動通知
「経済指標通知」は先ほど説明したので、ここでは「レート通知機能」を説明します。
レート通知機能とは、あらかじめ自分が注目しているレートに設定しておくことで、その価格に到達したタイミングで通知してくれる機能です。
使い方は人それぞれですが、「この価格を越えたらそろそろエントリーしようかな」なんて考えている時には見逃さないようにできるため便利です。
目標に到達するまではチャートを気にする必要がないため、忙しくて常に相場をチェックできない方にとっては欠かせない機能のひとつ!
ちなみにアラート機能が充実しているアプリはYJFX!の「外貨ex」です。
使いこなせるとトレードをより効率的にしてくれる便利な機能なので気になる方は、実際に「外貨ex」を使ってみましょう。
スマホアプリの選び方
これまでに、スマホアプリの特徴や機能について解説してきたので、ここからはアプリの選び方やおすすめFX会社についてお話していきます。
テクニカルが充実しているFXアプリを選ぶ
スマホアプリでトレードを考えている方は、テクニカル機能が充実しているFXアプリを選んでおきましょう。
ここではテクニカル指標とライン描画機能に分けて解説していきます。
テクニカル指標で分析を始めるなら
もし試したい手法があるなら、自分が気になるテクニカル指標が含まれているFX会社を選ぶようにしましょう。
アプリを選ぶ際に「テクニカル指標の数」に注目すると思いますが、「移動平均線」「MACD」など代表的なテクニカル指標はほとんどのFXアプリに含まれています。

「テクニカル指標数が少ない」からといって必ずしも大きなデメリットにはなるとは限らないってこと!
しかし、「GMMA」や「CCI」、「Pivot」といった少しマニアックなものを使用したい場合は、選んだアプリに含まれているかをチェックしておきましょう。

テクニカル指標の充実度で選ぶならYJFX!の「外貨ex」がおすすめです!
ライン描画機能は会社ごとに種類が異なる
一方でライン描画機能に関しては、アプリによって種類に違いがあるため以下の比較表を参考にしてください。
そして、ライン描画機能にこだわる方は描画ツールが充実したGMOクリック証券が圧倒的におすすめです。
基本的な「水平ライン、トレンドライン」以外にも「フィボナッチリトレースメントや四角形」も使用することができます。
ただライン描画機能は多用するとラインの修正が難しくなるので、まずは水平線やトレンドラインといった代表的なものから慣れていくのがおすすめです。
FXのスマホアプリは見た目も大事!
機能もいいけど「やっぱり見た目がかっこいいアプリで始めたい!」という方は、次のチャート画面を見比べて気に入ったアプリで始めてみてください。
数あるアプリの中からデザインの評判の高いアプリを3つ紹介します。(左から順にYJFX!、GMOクリック証券、DMMFX)
最近はどこもダークモードに対応しており、黒をメインにしたアプリが多いのも特徴です。

白背景も気になるという方は、背景色の切り替えが可能なDMMFXのスマホアプリを使ってみてほしいのです!
FXスマホアプリおすすめランキング
ここまでの解説で機能別や使いやすいアプリを紹介してきましたが、最後にエフキャン編集部がおすすめするスマホアプリをランキング形式で一気に紹介します。
おすすめFX会社5選
- 1GMOクリック証券
- 2YJFX!
- 3DMMFX
- 4ヒロセ通商
- 5外為どっとコム
GMOクリック証券
GMOクリック証券の「GMOクリックFXneo」は業界トップクラスの機能を持つスマホアプリです。
トレーダーの声を取り入れながら開発されたスマホアプリということもあり、機能の充実度はもちろん操作性も抜群です。
GMOクリックFXneoの特長
- 業界トップクラスの使いやすさ
- 11種類の豊富なライン描画機能
- 注文機能に革命を起こした「Action機能」が搭載
「Action機能」はすでにお話しているので、ここでは使いやすさとライン描画ツールについて説明します。
業界トップクラスの使いやすさ
ページをひんぱんに切り替えるスマホアプリではボタンやワンタップによる使い勝手は超大事。
GMOクリック証券はアイコンと白いボタンでデザインが統一し「見やすさ・使いやすさ」を追求したスマホアプリです。
充実した機能を使いこなせるか心配・・という方にもおすすめです。
業界初!ライン描画機能が他の時間足に反映できる!
代表的な「水平ライン、平行ライン」から、上級者も愛用する「フィボナッチリトレースメント」まで11種類のライン描画機能が搭載されています。
さらに、縦表示と横表示に描画ツールは対応しているだけでなく、チャート画面の時間足を切り替えても反映されます。
これはGMOクリック証券が業界内で初と言われています!1時間足で引いたトレンドラインが4時間足にも反映されるためマルチタイムフレーム分析には欠かせない機能です!

本格的にスマホアプリでトレードしたい方はGMOクリック証券で始めてみましょう!
YJFX!
YJFX!のスマホアプリ「外貨ex」は2020年7月にリリースされた最新アプリです。旧作のスマホアプリcymoは「90万ダウンロード」を記録しましたが、「外貨ex」は機能性や操作性がさらに良くなっています!
外貨exの特長
- テクニカル指標が充実している
- 少額で始めることができる
- 便利なアラート機能が使える
これまでGMOクリック証券しか搭載されていなかった「チャート上からの注文機能」が新たに搭載されたこと以外にも、テクニカル指標が新たに5つ追加。
代表的な移動平均線やMACDはもちろんのこと、GMMAやPivotなどマニアックなテクニカル指標も利用できます。テクニカル指標の充実度で選ぶならYJFX!で決まりです!
※左から「Pivot」、「GMMA」、そして「CCI」を表示したチャート画像
他にもアラート機能の充実度ではエフキャン編集部が紹介するアプリの中では一番です。
テクニカル指標やアラート機能など「とにかく色んな機能を試したい!」という方はYJFX!を選んでおけば間違いありませんよ!

またYJFX!は1000通貨単位に対応しているFX会社なので、1万円からの元手でスタートできます。
まずは少額で始めたい!という方にもおすすめなのです!
徹底的にサポートならDMMFXトレードアプリ
DMMFXのスマホアプリの特長はなんと言っても操作性に優れていること!
チャート機能の種類ではGMOクリック証券とYJFX!に劣る部分もありますが、タップ操作やチャート画面のなめらかな操作は使い心地抜群です。
DMMFXアプリの特長
- 見た目以上にスマート!洗礼された操作性!
- 24時間LINEサポート
- 口座状況や売買比率など、際立つ情報の見やすさ!
洗礼されたシンプルなデザインと見やすい売買比率情報
操作性に加えて、DMMFXのスマホアプリは上記のような洗練されたスタイリッシュなデザインも大きな特長です。シンプルでわかりやすい画面構成のため、初心者の方も直感的にトレードできます。
さらに、DMMFXのスマホアプリは「黒・白」2つのカラータイプに切り替え可能で、中には昼と夜で背景を切り替えるトレーダーさんも。
他にも売買比率機能を使って売り買いの勢力をみることも可能なのでトレード戦略の参考になります。
24時間LINEで疑問解決!手厚いサポートがDMMアプリの強み
他にも、業界で初めて24時間LINEサポートを始めたことも大きな特長です。
FX会社によっては、お問い合わせを17時までにしているところも多い中、DMMFXはLINEサポートで24時間問い合わせ可能になりました!
なので、会社や学校で電話ができない状況や、深夜の時間帯でもさくっと質問できます。

いきなり高機能なアプリで始めるよりも、使いやすくサポートが充実しているアプリで着実に始めたいという方はDMMFXをおすすめします。
ヒロセ通商
lionfxアプリの特長
- 注文機能が豊富
- スキャルピング公認!
- 取引量に応じて食品がもらえる
ヒロセ通商はスキャルピングを公認している数少ないFX会社です。アプリの特長は注文機能数が豊富なこと。
他にも、「LION分析ノート」という機能が搭載されており、過去の取引データから自分のトレードのクセや強みを見つけることができます。
スキャルピングは特にトレード回数が多くのなるので、分析ノートでしっかりトレードを振り返れるのは嬉しいですね!

さらに取引量に応じて食品がもらえるキャンペーンを毎月実施しているので、「ガッツリスマホで短期トレードしたい」という方はヒロセ通商で始めてみよう。
情報量でアプリを選ぶなら外為どっとコム
最後に紹介する外為どっとコムは「情報サービス」が特に優れたFX会社です。
スマホアプリ「外為ネクストネオ」には4種類のニュースと6種類のレポートが表示されており、業界トップクラスの情報量を配信しています。
外為ネクストネオアプリの特長
- 10種類の情報コンテンツ
- トレール注文も可能
「G.comデイリーレポート」や「外為トゥデイ」はチャートと合わせて毎日更新されており、その日・次の日の相場戦略に役に立つこと間違いなし!

10種類のニュースやレポートを取り扱っているだけでなく、初心者の方がFXの基礎知識を勉強できる動画コンテンツも盛りだくさん!
トレード用のFX口座とは別に、外為どっとコムを情報収集用口座として使い分ける人も多いのだ!
まとめ

アプリ選びに迷ったらとにかく使ってみること!リアルにトレードしていくうちに「自分がほしい機能」や「自分なりの使いやすさ」がわかってくるのだ!
次の記事ではパソコン用の取引ツールがおすすめのFX会社を5つに厳選して解説しています。気になる方は一読ください!
この記事のまとめ

FXのおすすめアプリに関するよくある質問
Q1.スマホアプリで取引するメリットって?
A.スマホアプリで取引するメリットは主に2点あります。
1つ目はいつでも・どこでもトレードできることです。スマホは持ち運びが便利ですので、会社や行き帰りの電車など、24時間どこでも取引することが可能です。
2つ目はスマホアプリは意外と高機能なことです。注文方法や描画ツール(チャートにラインを引くなど、パソコンでできることのほとんどがスマホでもできます。
Q2.おすすめアプリを選ぶ基準は?
A.スマホアプリを選ぶ際には次の3つのポイントを確認しましょう。
「①使いやすさ 」「②テクニカル指標 」「③デザイン」が自分の取引スタイルや理想に合っていると、トレードでも自分にアプリを操れ、より精度の高い取引が可能でしょう。
Q3.アプリにあったらいいなってポイントは?
A.「情報コンテンツ」「豊富なテクニカル指標」「柔軟なスマホデザイン」の3点です。
また、テクニカル指標は種類の数も大切ですが、自分が気になるテクニカル指標が用意されているかもチェックしてみてください。