エフキャン編集部のタクです!トルコリラは通貨の中でも高いスワップポイントがもらえるのでスワップ運用したい方にとっては非常に魅力的ですよね!
ただ、同じ通貨でも選ぶFX会社によってスワップポイントが沢山もらえたり、あまりもらえなかったり・・と大きく変わってしまいます。
そこで今回はエフキャン編集部のタクが、トルコリラの運用のポイントとスワップ運用に適したFX会社も紹介します!

高いスワップポイントがもらえるトルコリラ/円はハイリスク・ハイリターンだから、リスクとリターンの両面を押さえておきましょうね!
この記事を読んでわかること
トルコリラ/円のスワップが高いFX会社と年間で貯まるスワップポイント
トルコリラでスワップ運用する際に押さえる3つのポイント
トルコリラ/円の運用シミュレーション
気になるトピックをタップ!
【毎日更新】トルコリラ スワップポイント比較
まずは高スワップポイントの通貨とFX会社を比較してみましょう。
下の表はFX会社の中でも1日あたりにもらえるトルコリラ/円のスワップポイントが高い上位5社を比較したものです。
トルコリラ/円のスワップポイント比較 | ||||
---|---|---|---|---|
![]() 公式サイトへ |
![]() 公式サイトへ |
![]() 公式サイトへ |
![]() 公式サイトへ |
![]() 公式サイトへ |
17.6円 | 18.3円 | 18.3円 | 19.6円 | 19.7円 |
公式 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
高スワップのFX会社比較 | ||
---|---|---|
![]() 公式サイトへ |
17.6円 | 公式 |
![]() 公式サイトへ |
18.3円 | 公式 |
![]() 公式サイトへ |
18.3円 | 公式 |
![]() 公式サイトへ |
19.6円 | 公式 |
![]() 公式サイトへ |
19.7円 | 公式 |
※各FX会社のスワップポイントは直近30日に付与されたスワップの平均値から算出したものです。
※1万通貨あたりのスワップポイントです。

続いてスワップ運用に適した会社を選ぶポイントを解説していくよ!
トルコリラのスワップ運用に適した会社を選ぶ2つのポイント
総合的にスワップポイントの高いFX会社を選ぶ
まず1つ目のポイントは「総合的にスワップポイントの高いFX会社を選ぶこと」です。
というのもスワップポイントは毎日変動しているので、今日のスワップポイントの金額が一番高かったFX会社が明日も高スワップとは限らないんです。
下の表で「過去30日の平均スワップポイント」と「1年間運用したときのスワップポイント」をFX会社ごとに比較しています。
更新日時:2021-01-15 22:00
FX会社 | トルコリラ/円 | 年間スワップポイント | 詳細 |
---|---|---|---|
![]() |
17.6円 | 6432円 | 公式 |
![]() |
18.3円 | 6696円 | 公式 |
![]() |
18.3円 | 6696円 | 公式 |
![]() |
19.6円 | 7147円 | 公式 |
![]() |
-1.4円 | -516円 | 公式 |
![]() |
19.7円 | 7199円 | 公式 |
![]() |
14.6円 | 5337円 | 公式 |
※各FX会社のスワップポイントは直近30日に付与されたスワップの平均値から算出したものです。
※1万通貨あたりのスワップポイントです。

1日あたりの差は小さくても、年間でみると結構差が出るもんだね!
1000通貨単位で買えるFX会社を選ぶ
会社を選ぶ2つ目のポイントは「1000通貨単位で買えるFX会社を選ぶ」です。
通貨の購入単位はFX会社ごとで異なり、1000通貨単位の会社があれば1万通貨単位の会社もあります。
1000通貨からトレードできる会社を選ぶことで「少額からトレードできる」「取引量を調整しやすい」などのメリットがあるのでとてもおすすめです。
特にトルコリラ/円は変動幅が大きいので、大きなロットでトレードするとその分損失も大きくなってしまいます。ですので初心者の方には1000通貨単位で買えるFX会社をおすすめします。

取引単位が小さいことのメリットはたくさんあっても、デメリットは特にないから1000通貨単位で買えるFX会社を選ぶべきだね!
トルコリラのスワップ運用で押さえておきたい3つのポイント
トルコリラのスワップ運用で押さえておきたいポイントは下の3つです。
3つのポイント
- 1トルコの経済情勢
- 2トルコの政策金利推移
- 3トルコリラ/円の変動幅
トルコの経済情勢
トルコリラのスワップ運用で押さえておきたい1つ目のポイントは「トルコの経済情勢」です。
トルコの経済情勢を一言でいうと「今後の成長に期待できるけど、注意も必要」。
下のグラフはトルコの国内総生産(GDP)の1960年から2018年までの推移です。
このようにトルコのGDPは大幅に増加しています。
ただ、トルコの経済情勢は成長していると同時に不安定です。
国際通貨研究所が出しているレポート『トルコ経済の現状と展望ーカントリーリスクの観点からー(PDF)』によると、大きく下の3つの不安定要素があります。
①隣国のイラクやシリアにおける政情悪化などの地政学リスク
②エルドアン大統領による自らの職務の権限強化の動き(次の節で解説)
③各地で発生する爆弾テロ
トルコはこれらの影響により為替が急落するリスクもあるので、トルコリラのポジションを持つ場合は、上記3つに注意しながらトルコに関するニュースをおさえると安心です。
トルコに関するニュースは「TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会オフィシャルサイト)のメディア」が幅広い情報を提供しているのでおすすめです。

トルコは隠れた魅力がいっぱい!トルコ料理はフランス、中華に並ぶ世界三大料理!さらに世界7位の観光大国!いつかのトルコ旅行のためにも旅行好きの方はトルコの情報は押さえておきたい!
トルコの政策金利推移
トルコリラのスワップ運用で押さえておきたい2つ目のポイントは「トルコの政策金利推移」です。
なぜトルコの政策金利推移が重要かというと、スワップポイントはその国の政策金利を元に決まるからですね。
下のグラフはトルコの政策金利とスワップポイントの推移で、政策金利とスワップポイントが似た動きをしていることがグラフからわかります。
政策金利がスワップポイントに強く関係することはわかりましたが、トルコの政策金利はどういったときに動き、今後どうなるのでしょうか?

今から過去の政策金利の推移をもとに、変動要因と今後の見通しを解説するよ。
下のグラフは2010年〜2020年のトルコの政策金利推移です。このグラフでは金利がボコンッと上がったあと、下がっている箇所(2018年〜2020年)があります。
まず大きく上がった理由から解説すると、これはインフレ率の急上昇への対処が最も大きな要因です。
通貨安の影響でインフレ率が上昇、その影響でさらに通貨安が進むといったスパイラルを断ち切るには、政策金利を上げてインフレを抑制する必要があります。
インフレを抑制するために政策金利を引き上げる手法は一般的で、多くの国で採用されてきました。

トルコのインフレ率(消費者物価上昇率)は2018年9月で24.5%と非常に高かった。だから当然、政策金利もそれに合わせて高くなっちゃうよね。
では、続いて政策金利が大きく下がった理由を解説します。
下がった理由は、トルコの大統領であるエルドアン大統領が「利下げがインフレ抑制に有効」と捉えたことによる半強制的な利下げによるものです。
実際にエルドアン大統領は政策金利を1桁台にすることを目標にかかげ、トルコ中央銀行に対して利下げ圧力に従わない総裁を解任するほどの徹底っぷりで一桁台への利下げを実現させました。
これが前の節であげた不安定要素の1つ『エルドアン大統領による自らの職務の権限強化の動き』です。

トルコ中央銀行はインフレを抑制するために政策金利を引き上げる手法を取ろうとしているのに、エルドアン大統領はその逆の考えで、2つの意見が衝突している状況なんだね。
これらの事からトルコの政策金利は、しばらく一桁台を推移すると考えられます。
さらに『トルコのインフレ率、7月は予想以上に鈍化ー早期利上げの可能性後退ー』という記事にもあるとおり、トルコのインフレ率は鈍化しており、近い将来に利上げする可能性は後退しています。
ここまで読むと、トルコリラのスワップ運用に不安を感じる方もいるかもしれませんが、政策金利が1桁といっても十分高い金利であることは確かです。
トルコの政策金利について
- 高い政策金利はインフレ率が主な背景
- トルコの大統領は政策金利の低下に意欲的
- 当分の間、政策金利は1桁台を推移する予想
- 政策金利が1桁台でも高いスワップポイントがもらえる
トルコリラ/円の変動幅
トルコリラのスワップ運用で押さえておきたい3つ目のポイントは「トルコリラ/円の変動幅」です。
いくらスワップで利益を得ても、この為替変動でスワップポイント以上の損失となれば、トータルでマイナス・・・といったことにもなりかねません。
だからこそ、トルコリラ/円がどの程度の値幅で推移しているのかをあらかじめ押さえておく必要があります。
下のグラフはメジャー通貨と高金利通貨の変動率の推移を示したものです。
このグラフからトルコリラ/円(青)は、メジャー通貨のユーロ/円(緑)と米ドル/円(赤)よりも変動率が高い、つまり変動幅が大きいことが確認できますね。
※変動率は前週始値と前週高値・安値から算出
出典:マネーパートナーズ公式サイト「変動率の推移」より
変動率が高い=為替変動が大きい通貨ということなので、レートの変動による強制ロスカットに注意する必要があります。
強制ロスカットとは損失が膨らみすぎないように、損が一定の金額を超えたタイミングで強制的にポジションを決済される仕組みです。
レバレッジを大きくかけるほどロスカットレート(強制ロスカットが発動するレート)も上がり、小さな価格変動でも強制ロスカットされてしまうリスクが高くなります。
強制ロスカットにならないためには、どれくらいのレバレッジが適正か?については次の『トルコリラ/円を運用パターン別にシミュレーション』で解説しているのでご覧ください。
トルコリラ/円の運用シミュレーション
トルコリラ/円で2年間運用したときに溜まるスワップポイントとロスカットレートを試算してみました。運用する際の条件はこちら。
運用するときの条件
- レート(1通貨):15円
- 1日平均スワップ(1万通貨単位):18円
- 運用期間:2年間
- 運用会社:LIGHT FX
まずは証拠金15万円で試算します。
運用通貨数 | スワップポイント(2年) | ロスカットレート | レバレッジ |
---|---|---|---|
1万通貨で運用 | 13,140円 | 0.600円 | 1倍 |
2万通貨で運用 | 26,280円 | 8.100円 | 2倍 |
3万通貨で運用 | 39,420円 | 10.600円 | 3倍 |
4万通貨で運用 | 52,560円 | 11.850円 | 4倍 |
5万通貨で運用 | 65,700円 | 12.600円 | 5倍 |
24万通貨で運用 | 315,360円 | 14.975円 | 24倍 |
上の表の通り、1トルコリラ15円のときに証拠金15万円で1万通貨を買うとレバレッジは1倍となります。5万通貨だとレバレッジ5倍、24万通貨だと24倍ですね!
そしてレバレッジに比例してスワップポイントも大きくなりますが、その分強制ロスカットが発動するロスカットレートも上がっていることがわかります。
レバレッジ24倍だと15万円がたった2年で2倍になる計算ですが(驚)、ロスカットレートが近すぎるため、少し価格が下がっただけで強制ロスカットになってしまいます。

レバレッジをかけるほどもらえるスワップポイントが高くなるけど、ロスカットレートも高くなっているね!一体どれくらいの金額(レバレッジ)で運用するのが適正なんだろう・・
この適正なロスカットレートは過去のチャートから考えます。下のチャートは2008年〜2020年のトルコリラ/円のチャートです。
トルコリラ/円のレートは2016〜2018年の2年間で約40円から30円まで低下しており、変動率は-25%です。
なので今から25%低下すると仮定した上でロスカットレートを考えてみます。
試算で仮定したレート(15円)から-25%低下したとすると、11.25円です。すると、上のシミュレーションではレバレッジ3倍(ロスカットレート:10.600円)までなら強制ロスカットにならずに済むという試算ができます。
もしレバレッジ4倍だと、11.850円で強制ロスカットになってしまうので、過去2年の推移を前提に計算すると、レバレッジ3倍以内が適正ということになります。
ただ、2018年8月に起きたトルコショックでは2年間で約-50%低下しているので、最悪のケースを考慮するとレバレッジ2倍でも強制ロスカットにあう可能性はあります。
なのでトルコリラ/円のスワップ運用で「強制ロスカットを一切考えずに長期運用したい!!」という方はレバレッジ1倍だと100%安心ですね。
ちなみにレバレッジ24倍だとどうなるでしょうか。レバレッジ24倍だと14.975円がロスカットレートなので、たった0.025円下がるとロスカットされてしまいます。
下の日足チャートでは1日で0.4円以上下がっているので、レバレッジ24倍だと1日のうちに強制ロスカットされてスワップが1日も入らないまま結末をむかえる可能性も十分あることがわかります。。
このようにレバレッジをかけるほどスワップポイントが多くなる反面、強制ロスカットや為替差損のリスクが上がることを認識しておく必要があります。

このシミュレーションは、あくまで過去のチャートを参考に下落率を考えている点に注意!今のトルコリラ/円が底値で今後は上昇に転ずる可能性もないわけではない!
続いて、同じように証拠金30万円の場合も試算します。
さきほどの証拠金15万円では1万〜3万通貨(レバレッジ1〜3倍)の運用を推奨しましたが、証拠金30万円の場合は証拠金が2倍になった分、それに比例して2万通貨~6万通貨の運用をおすすめします。
運用通貨数 | スワップポイント(2年) | ロスカットレート | レバレッジ |
---|---|---|---|
1万通貨で運用 | 13,140円 | -14.400円 | 0.5倍 |
2万通貨で運用 | 26,280円 | 0.600円 | 1倍 |
3万通貨で運用 | 39,420円 | 5.600円 | 1.5倍 |
4万通貨で運用 | 52,560円 | 8.100円 | 2倍 |
5万通貨で運用 | 65,700円 | 9.600円 | 2.5倍 |
6万通貨で運用 | 78,840円 | 10.600円 | 3倍 |
48万通貨で運用 | 630,720円 | 14.975円 | 24倍 |

証拠金が変わっても推奨レバレッジ1倍〜3倍であることは変わらない!
トルコリラのスワップ運用におすすめのFX会社

トルコリラ運用のリスクやリターンがわかったところで、これまで解説したポイントをふまえたおすすめのFX会社を紹介するよ。
LIGHT FX
おすすめポイント
-
Point.1
みんかぶのスワップ部門第1位獲得!
みんかぶFX年間ランキングスワップ部門第1位(2019年)を獲得!更に獲得を祝うキャンペーンも開催され、スワップポイントは他社の追随を許しません。
-
Point.2
トルコリラ/円が1000通貨から取引できる!
トルコリラ/円の取引単位は多くのFX会社が1万通貨単位であるのに対して、LIGHT FXはなんと1000通貨単位からトレード可能!ちなみにLIGHT FXは全ての通貨が1000単位でトレードできます!
-
Point.3
他の高金利通貨のスワップも高水準!
LIGHT FXはトルコリラだけでなく各通貨のスワップポイントが全般的に高いので、他の通貨でもスワップ運用したい方におすすめです。
FX会社 | 平均 スワップ ポイント |
年間 スワップ ポイント |
公式 サイト |
---|---|---|---|
![]() |
18.3円 | 6696円 | 公式 |

LIGHT FXはトルコリラに限らず、通貨全般のスワップポイントが高いのが特徴的ね。その他にも取引単位が1000通貨だったりと、総合的に最もおすすめするFX会社よ。
YJFX!
おすすめポイント
-
Point.1
スワップポイントが業界最高水準!
トルコリラ/円のスワップポイントは業界最高水準です。YJFX!は2020年の3月からトルコリラを取り扱うようになり、まさに期待の新星といえます。
-
Point.2
キャンペーンが豊富!
YJFX!は新規1万通貨のトレードごとにPayPayボーナスがもらえるといったPayPayを活用したキャンペーンが豊富です。
-
Point.3
操作性に優れたスマホアプリを提供!
YJFX!では操作性に優れたスマホアプリ「外貨ex」が用意されており、初心者も迷わずトレード操作が可能です。
FX会社 | 平均 スワップ ポイント |
年間 スワップ ポイント |
公式 サイト |
---|---|---|---|
![]() |
17.6円 | 6432円 | 公式 |

YJFX!は、トルコリラのスワップポイントが他のFX会社よりも頭一つ抜けているわ。スワップポイントの高さを重視するならYJFX!がおすすめだね。

トルコリラ以外にもメキシコペソや南アフリカランドといった高金利通貨もある。メキシコペソ以外の高金利通貨も知りたい!という方は下の記事を見てね!!
まとめ

トルコリラは高いスワップポイントが魅力的だけど、FX会社によって得られるリターンは大きく異なる。その中でもYJFX!はトルコリラでスワップ運用したい方に強くおすすめするよ!
この記事のまとめ
スワップ運用の際はトルコの経済情勢、政策金利、変動幅を押さえよう
適正なレバレッジはきちんとシミュレーションをした上で決めよう!
トルコリラでスワップ運用するならLIGHTFX!
