トレーダーなら誰しもがぶつかる最初の関門「損切り」。

損切りと聞くと「損失が出るから嫌!」とか「損切りするから負けるんだろ?」といったネガティブなイメージを持つ方も多いと思いますが、損切りは必要不可欠なものなんです。

というわけでこの記事では損切りがなぜ必要なのかについて、ひろぽんが解説していきます!

この記事を読んでわかること

  • トレーダーが損切りを避けたくなる理由

  • トレードで損切りをしないといけないわけ

  • 初心者トレーダーでも損切りを徹底できる方法

ひろぽん(笑顔)ひろぽん

俺は損切りをするようになってから急騰や急落でも大負けしなくなったぜ。知ると知らないとじゃトレード結果も大違いだからぜひ読んでみてくれ!

FXの損切りとは?

損切りとは負けを認めて損失を確定させること

損切りとは負けを認めて損失を確定すること。損失が出ている状態でそのトレードを終えることとも言えます。

FXはレートが上がると思った時に買い、下がると思った時に売るのが一般的ですが、レートが思っている方向と逆に動くことは必ずあります。そこで行うのが損切りというわけです。

例えば米ドル/円がここから上がると想定して、1ドル=100円の米ドル/円を買ったものの、99円に下がってしまったとしましょう。

このレートが99円に下がった時に自分の判断が誤っていたことを認めて、これ以上の損失にならないようトレードを終わらせるのが損切りです。

ひろぽん(考える)ひろぽん

損切りの意味はわかったけど、やっぱり損切りはしたくないよな。。どうしてもしなきゃいけないものなのか?

人間は損を大きく、利益を小さくしてしまう

当たり前ですが、人は誰しも感情を持っていますよね。

実はトレード結果に大きく影響する人間の心理のひとつに「プロスペクト理論」と呼ばれるものがあります。

これは人は利益を前にすると確実に取れる利益を取る、しかしリスクを前にすると、そのすべてを回避しようとするといったものです。

よく言われる例として「1/2の確率で10万円もらえる、または確実に5万円もらえるという場面では多くの人は後者を選ぶ」のに対して「1/2の確率で10万円損をする、または確実に5万円損をするという場面だと多くの人は前者を選ぶ」といったものがあります。

どちらも期待値は同じはずなんですが、人は手に入るものには確実性を求め、失うものは確率よりもリスクそのものをなくそうとする傾向があるということなんですね。

これをトレードに当てはめると下のようになります。

プロスペクト理論をトレードに当てはめると・・・

  • 利益は小さくても確実性を求めてしまう

    500円しか利益が出ていないのに、マイナスになるのを恐れて決済してしまう・・・

  • 損失そのものをなくそうとしてしまう

    1万円の損失が出ているのに損を確定させること(損切り)ができない・・・

つまり、利益を確実に取るために「利益確定(利確)」は早くなり、損を確定させる「損切り」は遅くなってしまうというわけです。

ひろぽん(驚き)ひろぽん

塩漬けやチキン利食いと言われるやつだな!俺も何度も経験してきたぜ(泣)

FXで損切りをしないとどうなるの?

では次に含み損(マイナスのポジション)を抱えたまま損切りをしないとどうなってしまうのかについて解説していきます!

FXに損切りが必要なわけ

トレードをしていると「損切りしないで放っておいたらレートが戻って勝ってたのに・・・」といったこともあります。

こういったことを経験するとついつい「損切りなんてしないほうが・・・」という気持ちもよぎりますが、リスクとリターンを考えて損切りは必ずすることをおすすめします。

例えば元手10万円で1ドル=100円の米ドル/円を1万通貨分トレードしたとして、50Pipsプラスに動くと5000円の利益になります。しかし損切りをしない場合だと625Pips、つまり約6.25円の下落で強制ロスカット。6万2500円の損失となります。
※証拠金維持率100%以下で強制ロスカット。レバレッジは最大25倍で計算。

「いやいや、6円の下落なんてほとんどないっしょ(笑)」と思うかもしれませんが、大きな相場の転換点では、比較的値動きの小さい米ドル/円でも数日で5、6円の下落はあります。実際に2020年のコロナショックでは11日間で約10円も下落しているんです。

確かに損切りをしなければ含み損のまま決済をしないので勝率は上がりますが、年に何度かあるような急騰や急落で一気に元手を失うというわけですね。

ひろぽん(驚き)ひろぽん

10万円の元手で一度に6万2500円失うってのはかなりキツいぜ・・・

負けるまで勝ち続けられるのが「損切りをしない」ルール

先ほどの例では1トレードでプラス5000円という話でしたが、この「損切りをしない」ルールはリスクがリターンに対して大きすぎるんですね。

というのも、プラス5000円の期待値に対して6万2500円もの損失を出すリスクがあるということは、たとえ10回中9回勝てたとしても資金が減ってしまうルールということなんです。

ひろぽん(笑顔)ひろぽん

損切りをしないと本来トレーダーを守るはずの強制ロスカットによって大金を失うわけだ!大事な資産を失わないように損切りはしっかりしような!

損切りせずに生き残ったトレーダーはいない?

今までコロナショックやリーマンショックなど、さまざまなレートの急騰、急落がありましたが、〇〇ショックとまでいかなくとも数円レベルの急騰、急落は頻繁に起こります。

そんな状況で損切りも入れずにレートが戻るのを待っていても、いずれ強制ロスカットされてしまうんです。

例えば1ドル=100円の時に、10万円の証拠金で米ドル/円を2万通貨分買うと、101円でプラス2万円ですが約1.041円下落した98.959円で強制ロスカット。

米ドル/円の値動きを見ると1週間でもレートが1.6円程度動いているので、数日で1.041円程度動く可能性は高いことがわかると思います。

米ドル/円の値動き 日間 週間 月間 年間
期間あたりの平均値動き 0.62 1.60 8.62 12.83

※集計期間:2019年5月~2020年4月、ボラチェッカー(http://volachecker.com/USDJPY)より。単位は円。

なので損切りを入れないで強制ロスカットを避け続けるというのは現実的ではないですね。

ひろぽん(驚き)ひろぽん

FXの成功者の著書で損切りをしなくていいと書いているものはほとんど見たことないよな。もし本当に一部の人が実践している損切りを入れない手法をしたいなら、常に強制ロスカットのリスクを抱えてトレードするってことになるぞ!

逆指値注文で「損切りできない」をなくす

指定したレートで損切りをしてくれる逆指値注文

利益は小さく、損を大きくしてしまう「プロスペクト理論」の影響を受けずルール通りに損切りするには、逆指値注文を使うのがおすすめです。

逆指値注文とは「現在のレートより下がったら売る」または「現在のレートより上がったら買う」という注文方法で、トレーダーの多くが損切りをする際に活用しています。

例えば110円の時に買いでポジションを保有し、あらかじめ108円まで下がれば損切りされるよう入れておくのが逆指値注文です。

これを活用すればポジションを保有していても、感情に左右されずに機械的な損切りができますね。

他にもOCOやIFOなどの注文方法を駆使すれば、利確も損切りも自動で行ってくれるのでチャートを見る必要もなくなります!詳しくは下の記事を参考にしてください。

まずはリスクリワード1:1ではじめてみる

とはいえ、いざ損切り注文を入れておこうとしても、どれくらいの値幅で入れておくのかを決めるのは難しいですよね。

そこでFXEarth編集部では慣れないうちは、まずリスクリワードを1:1で始めてみることをおすすめしています。

例えば3000円損したら損切りをする!と決めているなら、利益も同じ3000円が目標。

実際にドル円1万通貨分のトレードでは、注文時のレートから30Pips不利に動けば損切り、有利に動けば利確できる注文を入れておくといった感じです。

ひろぽん(笑顔)ひろぽん

リスクリワードが1:1ならわかりやすいよな!このやり方だとなぜ勝ったのか、負けたのかの復習がしやすいってのもポイントだぜ!

損切りはいくらで設定すればいいの?

損切りの考え方について説明したので、ここからは一度のトレードでどれぐらいのリスクを取るべきなのか?について解説していきます!

トレードスタイルにより損切り幅は変わる

まず始めにトレードスタイルによって損切り幅は大きく変わります。

というのも下のようにそれぞれのトレードスタイルごとに目標とする利幅が異なるからです。

トレードスタイル一覧表
トレード時間 目標利幅(Pips)
①スキャルピング 最も短い おおよそ数Pips~30Pips程度
②デイトレード 短い おおよそ10Pips~100Pips程度
③スイングトレード 長い おおよそ数十Pips~300Pips程度
④中長期トレード 最も長い おおよそ数百Pips以上

そしてリスクリワードを比率で考える場合、目標の利幅が異なれば損切り幅も変わってきます。

例えば50Pipsの利幅を狙うなら損切りも50Pipsになるといった感じです。狙う値幅に合わせて損切り幅も調整しましょう!

証拠金に合わせて損切り額を決める

また損切り幅を決めたら、それに合わせて一度のトレードでどの程度のリスクを取るのか(どれだけの損失をOKとするのか?)も決めなければいけません。

この1トレードで許容する損失額について、FXearth編集部では証拠金に対して1~3%以内に抑えることを推奨しています。

わかりやすくいうと、証拠金10万円なら1000円~3000円以下の損失で抑えるのが理想ということですね。

仮に証拠金10万円で1ドル=100円の米ドル/円を1万通貨分トレードするとすれば、証拠金の3%の3000円以下の損失で抑えるわけですから、レートが99.70円の時、つまり30Pips以内に損切りを入れるということになりますね。

損切り幅、損切り額から取引量は調整する

ただ先ほど説明したように損切り幅はトレードやトレードスタイルによって変わります。

そのためFXEarth編集部では損切り幅に合わせてトレードのLot数を変える(損失額をコントロールする)というやり方を推奨しています。

例えば証拠金が10万円あるとして、一度の損失を3%以内、つまり3000円までを許容する損切り額としたとします。

そのとき1万通貨のトレードで損切り幅が50Pipsだとすると、損失リスクは5000円となり3000円を超えてしまいます。

なので、トレードする通貨量を1万通貨ではなく6000通貨に減らし、損切り額が3%に収まるように調整するというわけですね。

3000円以内になるよう取引量を調整する

  • 0.5円(50Pips) × 6000通貨 = 3000円

ひろぽん(笑顔)ひろぽん

上のように取引量を調整することで、トレードごとの損切り幅が違ってもリスクは同じにできるってことだな!

損切りや利確に根拠を持とう!

損切りのルールを決めたらいざトレード!なんですが、トレードをするときは損切りや利確ポイントを明確にするために、エントリー前にきちんとシナリオをたてておきましょう!

シナリオがあるとはつまり、エントリー、損切り、そして利確のタイミングを根拠をもって決めているということ。

例えば「このテクニカル指標が上を向いたら上昇トレンドに入ったとみて買いエントリー。価格が20Pips逆に動いたら損切り、20Pips上昇したら利確!」といったシナリオをあらかじめ決めておくというわけです。

そういった根拠のあるトレードしていると機械的に損切りができる上に、「ここの根拠が間違っていたな・・・」などと反省もしやすいのでトレードの上達にもつながります。

なんとなくレートが上がりそうだから買う、でも下がったから売るといったトレードではなく、チャート分析などから根拠のあるエントリーと損切り、利確をするトレードを心がけましょう。

ひろぽん(標準)ひろぽん

ノリと勢いでトレードするのはもはやギャンブルと変わんねえ!というかギャンブラーでもプロはリスクとリターンの期待値を計算してるっていうしな。俺たちだって同じことだぜ。

注文機能が優れたおすすめFX会社

ここまでお伝えしたように、損切りや利確のタイミングはあらかじめ決めておき、感情に左右されないよう機械的に行うことが大切です。そこで活用してほしいのがFX会社の注文機能。

GMOクリック証券YJFX!のアプリには、チャート上から注文できる機能が搭載されています。

GMOクリック証券

おすすめポイント

  • Point.1
    チャート画面上から注文できる!

    GMOクリック証券のスマホアプリ「GMOクリック FXneo」はチャート画面上から注文できる上に、損切り値をタップして調整できるので「直近の高値(安値)を損切りラインにする」なんてのもカンタン!

  • Point.2
    国内最狭水準の低スプレッド!

    GMOクリック証券は全通貨ペアで業界最狭水準のスプレッドを提供。米ドル/円0.2銭をどこよりも早く行ったFX業界のトップランナーです!

  • Point.3
    多機能で抜群に使いやすい取引ツール

    GMOの取引ツールは38種類のテクニカル指標、25種類の描画機能を搭載。分析ツールにこだわりたいトレーダーの期待に応えること間違いなし!


タッチ操作で簡単に値幅を調整できる!

スクロール

ひろぽん(笑顔)ひろぽん

初心者、上級者問わずおすすめできるのがGMOクリック証券だ!取引ツールがとにかく多機能で、チャート画面上からでも損切りや利確ポイントが設定できるんだぜ!

YJFX!

おすすめポイント

  • Point.1
    チャート画面からワンタッチで注文できる!

    YJFX!のアプリ「外貨ex」ではチャートを見ながらワンタッチで注文することができます!損切りや利確も幅(Pips)を設定していれば自動で行ってくれる優れものです!

  • Point.2
    1000通貨対応で1万円からでも取引できる!

    1000通貨単位に対応しているため、1万円といった少額からでもトレードできます。10万円未満で始めたいトレーダーにおすすめのFX会社です!

  • Point.3
    トレードでPayPayか現金がもらえる!

    今ならトレードごとにPayPayボーナスが現金がもらえます!もちろん貯まったPayPayはコンビニや提携ショップで利用可能!


ひろぽん(笑顔)ひろぽん

かのヤフーグループのFX会社がYJFX!だ。ここのアプリもチャート画面上から注文ができるぜ!あとYJFX!は1000通貨単位だから10万円未満でトレードを始めるならここだな!

LION FX

おすすめポイント

  • Point.1
    注文方法が豊富!

    LION FXの取引ツールなら27種類も注文方法があります!OCOやIFOはもちろんトリガー注文などのマニアックな注文もできるので、注文方法にこだわるならココ!

  • Point.2
    スキャルピング公認の数少ないFX会社!

    FX業界でも数少ないスキャルピング公認のLIONFX。トレードが活発な時間帯でもスピーディに注文が通る強い約定力はスキャルパー必須!

  • Point.3
    Mac対応の高機能取引ツール「LION FX C2」

    多機能かつカスタマイズ性の高さに定評のある「LION FX C2」。WindowsはもちろんMacにも対応した高機能インストール型取引ツールです。


ひろぽん(笑顔)ひろぽん

LION FXのいいところは取引ツールの注文方法が27種類もあるところだ!使いこなせばプロスペクト理論なんて一網打尽かもな!スキャルピング公認ってのもアツいぜ。

「損切りの考え方」のまとめ

ひろぽん(笑顔)ひろぽん

特に初心者の方は損失が嫌だから損切りはしたくないと思うかもしれねえな。でも損切りは損失を抑えるために必要だから、注文方法などをうまく使ってできるようにしておこうな!

この記事のまとめ

  • 損切りとは負けを認めて損失を確定させること

  • 人はすぐに利益を確定し、損失を先延ばしにする性質がある

  • 損切りをすることで取り返しのつかない損失を防げる

  • 逆指値注文を活用して損切りは機械的に行う

  • 損切りはFXに必須!損切り幅に合わせて取引量を調整しよう!

この記事の執筆者
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ひろぽん
ポン酢が大好きなアラサー編集者。学生時代にカナダのカジノで1000万円勝ったものの、2ヶ月で使い果たしてホームレスに転落したトラウマあり。結果、FXは守りのトレードを貫いている。