FXを調べているとマージンコールという言葉に出会うと思いますが、このマージンコールがどういう意味かきちんと理解している人は意外に少ないのでは無いでしょうか?実はこのマージンコールという言葉は、ロスカットと同じくらいFXを行う上では大事なキーワードなんです!


1. マージンコールって一体何??

FXでは、レバレッジを0倍~25倍の範囲で自由に使用することができます。しかし、取り扱う金額を大きくできる分、損失のリスクも大きくなります。

そこで、FXでは損失がでて一気にロスカット(ポジションの強制決済)が起きないように、マージンコールという仕組みがあります。

マージンコールとは、評価損が拡大して証拠金(マージン)が減少した時、言い換えれば、損失の発生によって証拠金維持率が一定レベルを下回る場合に送られる証拠金の追加入金やポジションの決済を促すための通知の事を指します。


ロスカットの前にマージンコールは発動されます



マージンは「証拠金」を意味し、コールは「要求」を意味しています。

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2. マージンコールがきたら何をすればいいの??

マージンコールがきた場合の対処方法としては、①「証拠金を追加してポジションを維持する」②「損失を出しているポジションを決済してしまう」③「何もしない」というこの3つの選択肢があります。

例を挙げるとこんな感じです。※参照:DMMFX公式サイト


ポジションに必要な証拠金が100万なのに純資産が80万円しかない場合





Aさんは足りない20万を証拠金に追加する





Bさんは足りない20万分のポジションを決済する





Cさんは何もしない。もしくは追加できるお金が無い状態



まず始めに言ってしまうと、③「そのまま放置する」だけは絶対に避けてほしい選択肢になります。

仮に業者からマージンコールが届いたのに何もしなかった場合、どうなるかというと、あらかじめ定められたロスカットルールに従って、強制ロスカットされることになります。なので、仮にマージンコールが届いた場合は、相場を見極めて①「証拠金を追加してポジションを維持する」か②「損失を出しているポジションを決済してしまう」の適切な対処を行うようにしてください。

①と②どちらを選択すれば良いのかは、その時の相場の状況によって異なりますので一概にどっちとは言えませんが、FX初心者のにオススメするのは②の「損失を出しているポジションを決済する」になります。

仮にそのポジションを持ち続けた場合に、今後好転するのかどうか分からないという場合には無駄なリスクを背負わずに潔くポジションを決済するのが懸命です。

また、証拠金に追加できる資金がない場合も、ロスカットによる損失をさけるために早めにポジションを決済しておきましょう。

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3. 業者ごとのマージンコールにはどういう違いがあるの??

ここではFX初心者に非常に人気が高く、なおかつ当サイトでもFX初心者にオススメしている上位5社のマージンコールの違いを見ていきたいと思います。

DMMFX

DMM FXでは毎営業日クローズ時点に「証拠金維持率の判定」を行い、この時点で証拠金維持率が100%を下回っていた場合には追加証拠金が発生します。
追加証拠金が発生した場合は、追加証拠金が発生した翌営業日の04時59分までに追加証拠金額以上の入金もしくはポジション決済による追加証拠金額の解消が必要となります。
解消期限までに、追加証拠金が0円とならない場合には、保有しているポジションを反対売買による「マージンカット(強制決済)」を行います。



GMOクリック証券

証拠金維持率は時価評価総額に対する必要証拠金の割合のことです。
ロスカット判定時に証拠金維持率が50%以上100%未満だったお客様について、証拠金維持率がロスカット水準に近付いていることをメールでお知らせする機能です。ご希望のお客様は会員ページ【マイページ】-【登録情報・申請】-[メール配信]にてご自身で設定いただけます。

※法人口座の場合、ロスカット判定時の証拠金維持率が100%以上150%未満だったお客様について、メールでお知らせします。
※証拠金維持率がロスカットアラート水準と自動ロスカット水準に短時間内に達した場合、ロスカットアラートが送信されず自動ロスカットが適用されることがございます。
※ロスカットアラートは1営業日中で1回だけ送信されます。





外為どっとコム

外為どっとコムの「外貨ネクスト」では、毎営業日の午前10時に実施する値洗い(評価)において、全体保証金率が4.5%未満となった場合、または、毎営業日午後3時の時点のレートで口座状況を時価評価した際に、お客様がお預けになったご資金とポジションによる評価損益の合計(有効保有額)が維持保証金のレベルを下回った場合(維持率が50%を下回った場合)、電子メールにてお知らせを行ないます。



ヒロセ通商

特にマージンコールに関する制度はございません。

有効比率が100%未満となった時点
有効比率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100

有効証拠金が必要証拠金を下回った時点でロスカットとなります。



SBIFXトレード

特にマージンコールに関する制度はございません。

SBIFXトレードでは、毎営業日の取引終了後、【預託証拠金+損益評価額-出金依頼額】が取引必要証拠金に不足していた場合に、取引必要証拠金に対する不足額を算出し、翌営業日の取引終了時間30分前までにこの不足額が解消されない場合、全ポジションを強制決済します。


この記事のまとめ

  • マージンコールは、証拠金の追加入金やポジションの決済を促すための通知
  • マージンコールが届いたら追加入金、もしくは、保有ポジションの決済をする必要がある
  • 業者によってはマージンコールが無い場合もあるので注意が必要

マージンコールbに関するよくある質問

Q1.そもそもマージンコールって何ですか?

A.マージンコールとは含み損が一定レベル以上になったときに勧告してくれるシステムです。

FXにはレバレッジがあるので、ときに損失が投資家の総資産額上回ることがあります。そんな事態にならないためにマージンコールで事前に危険を知らせてくれているのです。

Q2.マージンコールがきたら何をすれば良いですか?

A.マージンコールがきた場合の対処方法としては、①「証拠金を追加してポジションを維持する」、②「損失を出しているポジションを決済してしまう」、という2つの選択肢があります。なんにせよこのまま放置していれば危険ですよというのがマージンコールなので、「そのまま放置」だけは絶対にしないで下さい。

Q3.実際にFX会社からはどんなマージンコールが来るようになっているんですか?

A.FX会社ごとに様々ですが、例えばGMOクリック証券では、ロスカット判定時に証拠金維持率が50%以上100%未満だった方につき、証拠金維持率がロスカット水準に近付いていることをメールでお知らせします。

また、外為どっとコムでは毎営業日の午前10時に実施する値洗い(評価)において、全体保証金率が4.5%未満となった場合、または、毎営業日午後3時の時点のレートで口座状況を時価評価した際に、お客様がお預けになったご資金とポジションによる評価損益の合計(有効保有額)が維持保証金のレベルを下回った場合(維持率が50%を下回った場合)、電子メールにて知らせが来ます。

このようにFX会社によってロスカットの基準もマージンコールの方法も様々です。中にはマ0ジンコール自体がないFX会社もあります。