反面教師



実際の失敗から学ぼう!偉大な反面教師達!!

FXをこれから始めようと考えている方は、FXにはこんなリスクがあってこんな風にすればリスクを対処できる等の基本的な所はある程度抑えれていると思います。

しかし、いくらリスクを覚えた所で勉強と実践は異なります。

そこで今回は、若干気が引けますが(笑)、実際にFXで失敗してしまった人たちを偉大なる反面教師として、彼らの失敗談から「なぜ?彼らは失敗したのか」「どうしたら、そういう失敗はしないか?」という所をたくさん学んでいきましょう!

ケース1:損切ができなくて失敗【大西昌さん】


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最初に紹介する大西さんは、損切ができなくて最終的には元手の100万円が50万円の半分まで減ってしまい、結局FXを辞めてしまったという方です。

大西さんがFXを始めた理由は会社の同僚です。ある時、仲の良い会社の同僚がFXをやっていて、毎月少ないが1万円程度を儲けているというの聞きました。そして、仲のいい同僚に進められたこともあり、自分もFXを始めてみようと考え始めました。

始めるにあたって書店でFX関連の本をいくつか購入して、実際に取引を始めました。

始めのうちは、大きな上昇トレンドにのって取引を行い、数千円程度ですが利益を出せていたそうです

しかし、その上昇トレンドがなくなると、徐々に負ける回数が増えてきました。

ここで、早い段階で損切りを行っていればよかったのですが、大西さんはなかなか損切をすることができませんでした。

なぜ損切しなかったかというと大西さんはこう考えていたそうです、「自分の予想した方向と逆方向に相場が動いても、なぜだか分からないが、また必ず元の位置まで戻ってくると考えていた。また、せっかく投資したのに損切すると損失が確定するのでそれが嫌だった。」

しかし、この考えが大きな間違えで、それ以降も勝つ時は勝つのですが、負けた時には損切ができずに、大きく下がりきってもう無理だという時になって初めて損切というのを続けていました。

すると、毎週数千、数万程度で資金は減っていき、気づけば資金は最初の100万から半年後には50万まで下がっていたそうです。

そして大西さんは、「このままいったら50万も無くなる!」と考え市場から退場しました。

反面教師ポイント

皆さんどこが悪いか分かりましたか?

やはり損切ができないという点ですよね。

これを読んでいる皆さんは、「いやいや、負けてるんだから損切しろよ!」と思ったかもしれませんが、損切できないというFX初心者は結構見かけます。

実際に自分のお金で投資をして、損切すれば一気に何十万が無くなってしまうという場面では、やはり、「負けたくない」「もったいない」というメンタルが影響して「このままおいておいたらもう一回上がるだろう」と考えてしまい、損切りができなくなってしまいます。

しかし、そんな取引を行っていれば、ガクンッと下がったときに結構大きいダメージを喰らいます。

そうしたリスクを避けるためにも、あらかじめ損切ラインを決めて損失が大きくなる前に損切注文をするようにしましょう!!

ケース2:利益確定が早すぎて失敗【西加奈子さん】


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西さんは都内の女子大学生で、テレビでFXは少額から投資ができるという情報を聞いて、FXを始めたそうです。

大学生でそれほど大きなお金を持っていなかった西さん、FXに投資する資金10万円を学校の合間のバイトで稼ぎました。

そして、実際の取引はレバレッジを2倍だけの安全運転でスタートしました。

西さんは結構慎重派で、自分の予想とは逆に相場が動いた場合には、すぐに損切注文を行っていました。

しかし、西さんは利益確定も損切注文と同様にかなり早いタイミングで行っていました。

具体的には、注文をいれるとずっと為替相場を見て、買った段階より1pipsでも上がっていたらすぐに利益確定といったような感じです。

西さんは、このような取引を1年ほど続けたのですが、一向にFXで大きな利益を出すことができませんでした。それどころか、始めた時の10万円からほぼ変わらずの状態でした。

今は、自分ひとりでは永遠にFXで儲ける事はできないと感じて、FXのセミナーに通って一から徹底的に勉強しているそうです。

反面教師ポイント

利益確定が早すぎる。

これはFX初心者にはありがちなミスです。

FXを始めたばかりの最初のうちは、利益を出すことが目標になってしまい、少しでも利益がでるとすぐに利益確定をしてしまいます。

もちろん利益をだすのはとても大事なことなのですが、FXでは「損小利大」が大事です。

もしも、利益確定を早くしすぎてしまいあまり利益がでないという方は、一度待ってみるというのをやってみてください。

また、待ってる内に下がってしまうのが怖いという方は、トレール注文を使ってみるといいかもしれません。

トレール注文とは、相場に合わせて逆指値注文が付いていくというものです。

トレール注文
トレール注文2

このトレール注文なら、待ってる間に下がってしまったら怖いという問題も解消できるのでは無いでしょうか?

また、トレンドを探せるようになれば、そのトレンドを否定するような材料がでるまでトレンドは続きますので、「トレンドにのって投資する」というのも大事です。

ケース3:ハイレバにはまってしまい失敗【迫田弘明さん】


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迫田さんはコンビニでアルバイトをしている30代のフリーターの方で、今よりもっとお金が欲しいという理由でFXを始めました。

コンビニアルバイトで稼いだ20万で取引をはじめるのですが、最初の取引からレバレッジは10倍で始めました。

この最初の取引が、運良く米ドル/円の上昇トレンドだったようで、トレンドに乗ったまま取引を行い1万円の利益をだしました。

これに味をしめた迫田さんは、その後もレバレッジを10倍以上にして取引を行いました。

しかし、最初の1万は運良く上昇トレンドにのれただけだったので、その後はあまり勝てずに、取引を始めてから1週間後には20万が17万と3万円負けていました。

その後、アメリカ大統領選挙が行なわれドナルド・トランプが勝利した際に、大方の円高に進むという意見を信じて、迫田さんは今までのレバレッジ10倍をさらに倍にしたレバレッジ20倍で米ドル/円の売り注文をいれました。

残念ながら、ここが運の尽きでした。

トランプ当選以降に、「まさかの円安」で一気にレートが動き、迫田さんは強制ロスカットを喰らい、大損した結果、FXから退場してしまいました。

今では「FXなんてもうやらない」と言ってるそうです。

反面教師ポイント

迫田さんの話を見ると分かりますが、一言でいえば「レバレッジのかけすぎ」です。

確かに、トランプ氏が米大統領選で勝利した後の円安は多くのFXトレーダーにとって予想外でした。

しかし、適正なレベルのレバレッジを使用していたならある程度のレベルまで損失を軽減することができました。

迫田さんの場合はレバレッジ20倍で、元々の証拠金も少なかったため、ロスカットをくらって市場を退場するはめになってしまいました。

そもそもハイレバレッジで投資額全額近くを米ドル/円の売り一点に投じるというのは、ほぼギャンブルです。これではリスク管理がうまくできているとは言えません。

仮に予想が外れると、迫田さんのように一瞬で元金を溶かしてしまう可能性だってあります。

FX初心者はレバレッジは2~3倍が最適なラインです。10倍以上はハイレバレッジと考えて取引しないほうがいいでしょう。

ケース4:FXの勉強を怠ってしまい失敗【田中繁さん】


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田中さんは都心から少し外れた郊外に住んでいる26歳の男性の方で、毎日個人宅に訪問し、新規顧客の獲得を目指して、某大手通信会社のWifiルーターを取り扱う営業マンとして働いていました。

営業の腕に自信があり、給料もそこそこ良かったのですが、彼の勤めている会社には年功序列の風潮がまだ残っており、出世や給料アップは中々見込めない状況でした。

そんな時にに出会ったのがFXでした。

元々頭が良く、投資に自信のあった田中さんは、ハイリターンを狙って価格変動の激しいポンド/円の通貨ペアで取引することに決めました。

しかし、彼がFXを始めてから数ヵ月後、イギリスでブレクジットの投票が行われ、イギリスが正式にEU圏から離脱することが決まったのです。

この時のポンド円はプロトレーダーでも取引を諦めるほど激しく変動していました。

この激しい変動の中で、田中さんは普通にポンド円の取引を行い約30万円ほどの損失をだしてしまいました。田中さんはショックのあまり出勤できないほど体調を崩してしまったそうです。

体調を戻した後、ニュースで「プロのトレーダーでも取引を諦めるほどだ」というのを見て、自分の愚かさを悔いたそうです。

「これを先に知っていれば30万円も失うことはなかったのに。。」とただただ嘆く田中さんなのでした。

反面教師ポイント

まず、FX初心者がいきなりポンド円は少しハードルが高いですね。調べればすぐに分かるのですが、ポンドは「殺人通貨」と呼ばれ、かなり激しい価格変動を起こすので有名な通貨です。確かに変動が大きければ儲けるチャンスは大きいですが、初心者が最初に手をだすには向いていると言えません。

また、イギリスのEU離脱に関するニュースは頻繁に報道されていたのでイベント時に為替相場が大きく変動するという事は十分に予測でき、事前にポジションを解消し、損失を避けることもできたはずです。

もちろん、かなり大きなイベント時に積極的に取引をして大きな利益を生み出す離れ業をする人がいますが、それは一部の「凄腕トレーダー」と呼ばれる人がほとんどで、FX初心者の場合はほぼ間違いなく損失を抱えて強制退場という悲しい結末を迎えるでしょう。

急に発生するイベントの場合は対処できませんが、今回のケースのように事前にイベントを予測できる場合は勝てる自信が無いなら、事前にポジションを解消しておくのが懸命でしょう。

ケース5:自分には才能があると自信過剰になり失敗【工藤蓮さん】


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関西在住の工藤さんはデザイナーとして働いており、貯蓄を増やすためにFXを始めました。

あまりFXに対する知識がなかったので、最初は少額で取引していましたが、幸運にも連続して何度も利益を生み出すことに成功しました。

FXは上がるか下がるかのどちらかに投資するわけですから、まれにFX初心者でも連続して勝つというのはよくあったりします。

俗にいうビギナーズラックです。

この勝ちの連続に気を良くした工藤さんは、「自分には投資の才能がある」「為替の動きも完全に分かる!」と考え、より多くの利益を求め取引額もレバレッジも大きくなっていきました。

しかし、その後にパタンと勝てなくなりました。ビギナーズラックの終わりです。

それからは自信満々だった為替予想も当たらなくなっていきましたが、自分には投資の才能があると考えて、自分の予想を信じて取引を行ってきましたが次々と取引で損失を生み出してしまい、FXを始めたときに用意した証拠金である50万円全てを失ってしまいました。

反面教師ポイント

工藤さんのように「最初はうまくいってたけど、途中から全然上手くいかない」というパターンは意外と多くのFX初心者に見受けられます。

これはいわゆる「ビギナーズラック」です。

「ビギナーズラック」とはFXの知識も経験もない初心者が幸運で何度も連続して利益を出し続けることです。

また、工藤さんには「自信過剰バイアス」が働いていました。

自信過剰バイアスとは、自分の能力や判断などに対して、明確な根拠がないのに自信を持つことです。

今回の場合では工藤さんがビギナーズラックによって利益を出し続けたことによって、自分には投資の才能があると過剰に自信をもってしまい、自分だけを信じて取引をおこなった結果負けてしまいました。

工藤さんの例で特に気をつけなければいけないのが、FXに対する知識や経験が乏しいにもかかわらずFX初心者が自分の予想に過剰な自信を持ってしまう事です。

一度自分の取引に自信をもってしまうと損失が発生した時に「取引を中止する(損切)」といった判断ができず、「今まで上手くいってたから絶対になんとかなる!」と根拠がないにもかかわらず取引を続けてしまいます。

利益がでても、自信過剰にはなってはいけない。外部からの情報を積極的に集めて、自分の予想の参考にする。これが大事です。

ビギナーズラックは今からFXを始めようと思っている方なら、自分にも起こるかもしれないということをしっかりと覚えておきましょう。


この記事のまとめ

    どうでしたか?以下に今回の失敗談から得た教訓をまとめます。

  • 負けたら潔く損切する
  • 早すぎる利益確定はいつまでも勝てない
  • ハイレバレッジはなるべく避ける
  • FXの勉強はしっかりする
  • 自分には才能があると自信過剰にならない
  •  
    皆さんがFXを始めた時には、常にこの教訓を頭の片隅に置いておくようにしてくださいね。




CHAPTER4

FXで90%の敗者にならずに成功する方法【メンタル編】

CHAPTER6

それって本当?FXで借金するのか調べてみた!