「あなたはFXでどれぐらい資金を増やしたいですか?」

この記事をよんでいる初心者のみなさんで明確に答えるできる人はほとんどいないと思います。初心者の中には10万円の資金はあるけど、わけもわからずFXの情報を検索しているだけの方が多いんじゃないですか?

まだFXについて興味をもったばかりで、具体的なトレードのイメージが漠然としているのは当然です。せっかく自分でFXについて勉強しようとしているなら、トレードまでの流れを理解して、目標を作ることを意識しないともったいない!

自分で資金や1ヶ月、3ヶ月、1年後のゴールが見えていると、闇雲にFX情報を検索したり、本のページをめくってただただ時間が過ぎていくこともなくなり、必要な情報を素早く手に入れることもできるはずです!

「そんなこと言われたって、FXを始めるってどんなかんじなんですか?」

この記事では10万円からFXを始めるまでの一連の流れを1つ1つ確認していき、ステップごとにFXを理解できます!

①10万円から始めるポイント・メリット
②10万円から始める前の注意点
③目標設定をしっかり計画する
④目標に合わせたトレードスタイルの確認とシミュレーション


「余裕資金」「トレードできる時間」「ゴール」はサラリーマン・主婦・学生、フリーターと自分の立ち位置によって異なってきます。できるだけたくさんの初心者が最初の一歩を踏み出せるように分かりやすく説明していきますので、是非最後までご覧ください。

またこの記事では10万円を元本に1万円からの利益を目指すことをオススメしています。1万円と聞いて物足りなく感じるかもしれませんが、サラリーマンの平均のお小遣いが3.7万円だと考えると、貴重な資産です。

10万円から始めるポイント・メリット

1万円から始めるよりも取引可能額が10倍になる

10万円からFXをはじめようとする方には1万円以上の少額取引も考えているのではないでしょうか。

前回の「1万円からFXを始める。初心者が感じる5つの疑問にお答え!」の記事でも説明したのですが、DMMFXやGMOクリック証券の2大FX業者は最小取引通貨単位が1万通貨となっており、1万円などの少額取引を希望している方は資金不足でトレードできないのです。

10万円の資金がある人は1万円通貨単位で取引できますし、レバレッジをかけたくない人は5000通貨単位にしてリスクを抑える方法もあります。
1000通貨単位のトレードの1日の利益は数百円ぐらいで、経験を積む分には良いのですが、資金を増やす視点から考えるととても効率が悪いのです。

複数の通貨ペア取引を同時に行える

 初心者の方の多くはドル円から取引を始めますが、せっかく始めるからには色んな通貨もトレードしたいですよね。

では複数の通貨ペア取引を同時に行うとはどういうことでしょうか。

例えば、ドル円を買っているときに、さらにユーロドルを追加で買う、といったことです。1万円などの少額取引に比べて10万円のトレードは通貨の追加が比較的容易になります。

トレーダーはドル円だけをを売り買いしている間も、ユーロドルやポンドドルなどの他の通貨ペアの動きを確認し、判断材料にしているんです。ドル円のチャートの動きが激しく上昇している。実は、その裏側でユーロドルなどが反対に大きく下落している。そんなことも多いんですね。


複数の通貨ペアを同時に行えることは、他にもイイことがあるんです!


EU離脱やギリシャ問題、大統領選挙の結果など世界的に注目される戦争・政治変化がおこると、相場の動きが極端になることがあります。実は経済指標や要人の発言よりも、利益を狙いやすいんです。


はじめのうちはドル円など安定した通貨でトレード続けていくことをオススメしているんですが、チャンスが来たときに備えてユーロドルやポンド円を少額・低レバレッジで扱っておくのもいいですね。

チャンスのときに複数ポジションを持てる

ドル円・ユーロドルの2つの通貨ぺアを同時に取引できることに少し似ている話かもしれませんが、利益を大きくするのに大切な考え方なので紹介しておきます。

資金が1万円と10万円の場合とで比較した例を挙げます。
例.あたなは1ドル=100円で買いに入れました。こんなチャートの動きをしていたらどこで売りを入れ利益をねらいますか?

見解は次の通りです。あくまでも一つの例だと思って考えてみてください。
・資金の少ない人→リスクをとって利益を膨らますことは厳しいです。単品トレード
・資金が多いもう一度買いにポジションをいれる。チャートが伸び続ければダブルでおいしいどこどり


このように、資金に余裕があるということはそれだけリスクをとって勝負にでることができます。1万円から始める人は追加する資金も少ないですよね。資金のある人が利益狩りを指を加えてみているイメージですね。

極端な例を挙げると、アメリカに核爆弾が落とされたとします。その後ドル円の動きってどうなると思いますか?円やスイスフランは安全通貨として有名で経済がマイナスに傾いたときには円が買いになる傾向がよくあります。なのでドル円のチャートは下落します。下落が続けば続くほど、利益を取れる回数も増えます。このときに資金の多い人は有利ですね。

10万円から始める前の注意点

利益・利益率・勝率はまったく違う!

いきなりですが、利益・利益率・勝率は①~③のどれにあてはまりますか?

①.FXを10万円から始めて、2万円稼ぎたい
②.FXを10万円から始めて、20%の利益率で稼ぎたい
③.FXを10万円から始めて、勝率20%で稼ぎたい

簡単すぎる問題だったと思いますw

しかし、この3つの文章はFXトレードにおいて大切な考え方です。
は利益→儲けたお金の額を見ている
②は利益率→自分の資金、力量にあわせた利益の見方
③は勝率→勝ち負けで利益を考えている

この答えをみてもわかる通り、①③の儲けた金額や勝ち負けだけを重視するよりも、
②の自分の資金に対してどれぐらい利益がでているのかと考えることは重要になってきます。

利益と利益率の関係を見てみます。

元手10万円の資金でFXを始めて、毎月の利益が3万円を目指すとします。10万円の資金のままだとすると、1年間で40万円ぐらいに増えますね。
「100万円ぐらいになるかと思った・・」
「理想的な増え方だ!」

利益だけをみると人によって様々な感想がでると思いますが、利益率をみてみると、月利(毎月の利益)は30%の数字となります。
これは投資全般に共通することなんですけど、月利30%は上出来すぎる数字なんです!
FXがハイリスクハイリターンといわれる理由はここにもあります。

1年間で元本が200%になる、つまり2倍になるまでにはFXトレードにおいて、かなりの実力が必要になってきます。

資金管理

FXを始める時に資金の全てを入金することはオススメしません。10万円でFXを始めようとするなら、30万円ぐらいの余裕資金があってそのうちの1/3を入金する感じですね。

多くの初心者は自分の資金が減っていくことが心配になります。確かに10万円もの大金がなくなってしまうと考えたらFXをやらないほうがましだと考える人も多いです。

また、トレードを数多く経験し勝てるようになってくると、借金をしてまで元本を増やそうをする人が時々います。裏を返せば、借金が膨らんでいく可能性もあるということです。これは絶対に
やってはいけません。

精神的に不安定な状態でFXトレードを始めると確実に負けます。どうしても勝つことに集中してしますからです。経済的にゆとりがない、精神的にストレスを抱えた状況でFXトレードは始めないほうが身のためですね。

始めはデモトレード、1000通貨単位で経験を積む

FXのテクニカル分析方法をいくつも理解している人を除いて、チャートの読み方をしっかり理解せずにトレードしている初心者は多いです。移動平均線やダウ理論、ボリンジャーバンドなど言葉の意味を知っているだけではトレードには勝てません。デモトレードで1つ1つのテクニカルを理解してからお金を入れましょう。

デモトレードはお金がかかっていない分、大きく利益を狙ったり、ロスカットせず塩漬けにするのを許せてしまいます。なんとなく勝てている人も少ないくないはず、お金を入れてトレードし始めると、負けが続いてもおかしくありません。

FXは負けを冷静に分析できることがとても重要です。

私もつい利益を取り戻そうとしてしまう時があるのですが、グっと我慢しますw

10万円でFXを始める目標設定

ここまで10万円からFXを始めるポイント・メリット・注意点を紹介してきました。1万円の少額から始めるよりも利益が大きく、100万円の大金から始める前のステップとしても良いので10万円からFXを始めることはオススメです。

「それじゃぁ、10万円ってそこまで儲けることができないんじゃない?」

1000通貨単位の1回の利益は数百円なので、1万通貨単位でのトレードは1回1000円~4000円といったところですかね。
そうすると、10万円で利益をあげて資金を増やすよりも毎月余力資金を追加して元本をふやしていくほうが手っ取り早いんです!

「10万円で100万円にするぞ!」

とまだ思っている方も、一度FXを始めてトレードを行う計画を立てましょう。

まずは1万円の利益を確実にゲットしよう

これはFXに限らないことですが、「最初の1万円のハードル」に多くの初心者はつまづいてしまいます。そしてこれを継続することはもっとハードルが高いのです。

1ヶ月目→10万円で1万円の利益目標で始める
2ヶ月目以降→アルバイト、給料の余裕資金をためておく

○ヶ月目→毎月1万円勝てるようになってくれば、貯めておいたお金を追加入金して、元本を大きくして取引する。毎月10%の利益率を維持したまま、元手を大きくし利益を大きくしていくのがベストです。

これは簡単そうに見えますが、稼ぎたいという気持ちを抑えつつコツコツ資金を増やしていくので精神的な技術も身に付きます。この基本を理解するということですね。

次にお伝えするのは、複利の力についてです。元本は大きいことに越したことはありませんが複利のカラクリを分かっていれば10万円からでも資金を大きくできる可能性が広がります。聞きなれない言葉だと思いますが、投資の世界で必要な考え方の1つですので紹介しておきます。

福利の力とは?

アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだぐらい、重要な意味があります。実は古代ローマの時代から使われていた考えかたなのです。

「FXの複利」=毎月でた利益を元本に組み入れ、次の元本として繰り越していく。

FXを10万円からスタートして利益率を10%とし、その利益を引き出さずに元本に組み込む。
1年後に資金はどうなっているでしょうか?

313,839円になります。毎月1万円の利益をだして、それを元本に組み込まない単利では22万円にしかなりません。これは金額や利益率が大きいほど、結果も大きく変わってきます。

なので、みなさん利益がでたからっといって途中で引き出さずに、資産を蓄えていきましょう。

10万円で毎月1万円を稼ぐ

トレードスタイルを確認

FXトレードにはスキャルピング・デイトレード・スイングトレード・長期トレードの4種類あります。トレードスタイルは人によって異なるのですが、資金力・取引時間が大きな目安になると思います。後者のスイングトレードと長期投資は初心者が始めるのには不向きな印象です。資金の多い投資家が金利目当てでトレードしたりしています。初心者が始めるなら、スキャルピングかデイトレードのスタイルを選びます。

・スキャルピング
1日に何度も取引を行って利益を積み重ねる超短期売買手法です。小さい値幅(0.02~0.03pips)をねらいます。最も利益が早く積み重なるトレードスタイルで、画面に張り付く時間が長いです。値動きのある日は、1日に何回もチャンスが訪れるので実力が必要になる。コツコツ勝ち続ける習慣をつけるのにはもってこいです。
時間にゆとりのある、主婦や学生、フリーターの方はオススメ

・デイトレード
デイトレードとは1日で取引を終わらせるトレード手法のことです。
デイトレードは数十分~数時間とスキャルピングより長くポジションを保有することになりますので、デイトレードの取引回数は1日1回、多くても2~3回となります。少ないトレード回数で20~60pipsの利益を繰り返していくトレードスタイルです。チャートに張り付く必要がなく、精神的な負担も比較的少ないですね。
時間に制限のある、サラリーマンにもオススメです

10万円で月1万円を稼ぐシミュレーション

デイトレード×サラリーマン 1万通貨×100pips

毎日8時20分に出社し、6時30分に会社勤務を終えるサラリーマンのAさん。奥さんと2人の子供に恵まれているが、お小遣い制で毎月自由に使えるお金は3万円なので、FXで小遣い稼ぎをはじめた。資金は10万~15万だが、自分で貯めておいた貯金もある。
デイトレードは難しいテクニカル分析を使わなくても、トレンドラインやレジスタンスサポートラインを上手に使えば利益をだしていくことも可能で、経験が浅くても基本的なことが分かっていればトレードできます。

20~40pipsの利ザヤを狙っていきます。
朝・昼・夜の3回の内、1回でも20pipsを抜くことができれば、平日の5日間で100pipsを達成することも可能です。
トレードのタイミングが値幅の少ないレンジ相場だとすると、取引を控えることを徹底。無理にポジションを取ることは損失に繋がるので、Aさんはのんびり様子を見計らってトレードしていきました。

オススメFX業者 DMMFX
・平日LINE24時間サポート
・使いやすいスマホアプリ・操作性抜群の取引システム


スキャルピング×主婦 5000通貨×200pips

結婚して専業主婦になり、高校生の1人息子も自立しはじめてきた。そこで長年勤めていたパートをやめて副業を始めようと考えた。家計簿をつけており、資金管理には自身があったが、FXも含め、経済の知識も少ない。はじめの1ヶ月間デモトレードでテクニカルの基本を理解した後、10万円の資金からFXを始める。
1通貨単位はではなく、5000通貨単位でFXを始めることでリスクを抑えた。時間には余裕があるため1日にできるトレード回数も多くスキャルピングのスタイルではじめた。

1回のトレードは数分~1時。1~10pipsを狙っていく。
洗濯・掃除・趣味の映画鑑賞の間にノートパソコンを広げて売り買いの注文を行った。コツコツ型のトレードすることは苦にならず、負けたところはメモをとるなどして記録をつけていった。

1日の平均利益は20pipsで、10日間ほどで1万円を達成することもできる。

オススメFX業者 GMOクリック証券
・ 取引ツールの使いやすさオリコン顧客満足度ランキング1位
・ 豊富な情報サービス
・ 3つ星評価の電話サポート



スキャルピング(練習)→デイトレード×大学生 1000通貨(練習)→2万通貨×50pips

経済学部の大学2回生。自宅から大学にかよっているため経済的にも余裕があった。友人がFXをやっているのを聞いて自分も興味をもつ。あれこれ模索してFXは10万円ぐらいの資金が必要だと理解した。1万円からトレードできる1000通貨単位で何度も練習しながら、その間にアルバイトで余裕資金10万円をためた。基本的は経済知識は授業で学習済み。
1000通貨単位のトレードでは利益は300円ほどだったものの、テクニカル分析や経済指標を参考にしたファンダメンタルズ分析も徹底して練習。

1000通貨でスキャルピングを練習してからデイトレードを始めたため、短期・長期の両方の視点からトレンドを読み、トレードすることが身に付いた。

デイトレードでも特に自信のあるトレンドのときはここぞを言わんばかりにレバレッジを15倍にして勝負をしかける。数回のトレードで1万円の利益を得ることができる。

オススメFX業者 SBI FXトレード
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おわりに

これまで4つのステップを確認することで、たりない物が何か見えてきたのではないですか?

毎月1万円の壁を越えることができても、しばらくコツコツ継続することが大切です。数ヶ月は量と質に焦点を当てたトレードを心がけましょう。

大きなトレンドがやってきて、1万通貨単位から2~5万通貨に上げてトレードすると利益も大きくなります。5万通貨でトレードすることは、利益だけでなく、損失も5倍に膨れる危険もあります。コツコツ積み重ねてきたものが台無しです。

確実にロスカットでき、チャートの動きに根拠が持てるぐらいまでトレードできるようになるまで毎月1万円を継続することをオススメします。

この記事を読んで、少額からのトレードも考えてみようかなと思った方は是非こちらの記事も合わせてよんで見てください!
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CHAPTER7

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