シゲ(どういう意味だ)

先生!ロスカットって自分の持っている通貨がいくら下がったら発動するんだ!?1円?5円?全額・・・・??

エボシ(ワンポイント)

そうね!じゃあ今回は自分の持っているポジションがロスカットされる値であるロスカットレートの算出方法を勉強しましょうか!



1.ロスカットレートの計算方法

1.1.ロスカットとは?

ロスカットとは、入金した証拠金以上の損失を防ぐためのリスク回避システムです。

もしも、為替レートが予期しない方向に進んでしまって、証拠金が-5万円になってしまったら、その5万円はFX業者に対する借金となるので返済する必要があります。

ユーザーからしても証拠金以上の損失を被って借金をするのは嫌ですし、FX業者からしても借金の返済リスクを背負うのはなるべく避けたいものです。

なので、そういったややこしい事態を避けるために、FX業者は証拠金がゼロになる前に強制的にロスカットを行います。

シゲ(デフォルト)

ここまでは俺でも知ってるぜ。

でも、この証拠金がゼロになる前って一体どの時点なんでしょうか?

ぴったり証拠金がゼロになった時でしょうか?それともちょっとゆとりをもって、1万円だけ残した時点でしょうか?

この、FX業者が実際にロスカットをする為替レートのことをロスカットレートと言い、自分で計算して算出することが可能です。

なぜロスカットレートを学ぶのか?

そもそも、ロスカットレートを学ぶ事のメリットは何でしょうか?

1番は、自分の通貨が決済されるラインを事前に把握しておく事ができるという事です。

特に、高めのレバレッジで取引をしたいと考えて、もっと長く持ち続けるつもりだったのに気づけば強制決済されてしまっていた、という事も事前にロスカットレートを把握できていなければ容易に起きます。

また、そもそも自分が考えているレバレッジでの取引がハイレバレッジすぎて通貨を保有した瞬間にロスカットされかねない、、というような事もあるからです。

ローレバレッジでの取引を考えている人は、そこまで意識しなくてもいいことかもしれませんが、算出方法はそれほど難しくありませんのでサクっと覚えておきましょう。

1.2.ロスカットレートの計算方法

エボシ(デフォルト)

それじゃあ、具体例をもとに学んでいくわよ!

米ドル/円1万通貨を保有する場合に、

・最低証拠金が4万
・ロスカット率が30%

の業者があるとします。

最低証拠金というのは、その通貨を1万通貨保有する場合に最低限入金しないといけないお金の金額のことで、米ドル/円1万通貨を保有する場合の最低証拠金が4万円と言えば、最低4万円以上入金すれば米ドル/円1万通貨の取引ができるということです。

もし、この時に3万円しか入金しなかったら、注文しようと思っても注文を受け付けてくれません。

ロスカット率30%というのは、証拠金の30%の金額まで口座残高が減少したら、その時点でロスカットしますよ、ということです。

この業者で米ドル/円が80円の時に、1万通貨を10万円の証拠金(レバレッジ8倍)で買った場合、米ドル/円がいくらになったらロスカットされますか?

レート 最低証拠金 ロスカット率 証拠金 保有通貨数
80円 4万円 30% 10万円 1万通貨

これ、わかりますかね?

シゲ(どういう意味だ)

ム・・・難しくない・・・??

エボシ(ワンポイント)

一つずつ考えれば簡単よ!

まず、最低証拠金が4万でロスカット率が30%なので、口座残高が12000円になったらロスカットということになります。

いくらになったらロスカット?
40,000円×30%=12,000円

今口座には10万円を入れているので、10万円から12000円を引いた金額、つまり88000円までの含み損に耐えられるということになります。

88000円の含み損まで耐えられるので、これを米ドル/円1万通貨の値下がり幅に換算すればどれくらいになるかを考えます。

88000円を1万通貨で割ればいいので、答えは8.8円になります。

どれだけ値下がりしたらロスカット?
88,000円÷1万通貨=8.8円

シゲ(どういう意味だ)

米ドル/円が71.2円(8.8円分)まで値下がりしたら口座に12000円を残してロスカット・・・・って事・・・?

エボシ(ワンポイント)

そうよ!やるじゃない!!

シゲ(興奮)

俺って天才かもしれない!!

皆さん分かりましたか?

つまり、証拠金に余力がある分だけ値下がりに耐えられるということです。

もしも、今の条件のまま11万2000円を証拠金として入れていたとしたら、10万円までの含み損に耐えられるので、米ドル/円がちょうど10円値下がりした70円になった時点でロスカットということになります。

基本的に証拠金を多く入れれば入れるほどロスカットレートは下がります。

これが最も基本的なロスカットラインの計算方法になります。

2.通貨数が変わっても計算は超単純!!

2.1.通貨数が2万通貨、3万通貨になったらどうなるの?

上記の例は米ドル/円1万通貨でのシミュレーションでしたが、これが2万通貨とか3万通貨での取引になった場合はどうなるのでしょうか?

これは1万通貨のパターンの計算を理解できたのであればそんなに難しくありません。単純に2万通貨、3万通貨となるごとに掛け算すればいいだけです。

上記と同じ例で、米ドル/円を1万通貨保有するのに、

・最低証拠金4万円
・ロスカット率が30%

の場合、2万通貨保有するには最低証拠金が8万円、3万通貨保有するには12万円必要ということになります。

たとえば、3万通貨保有する場合

・最低証拠金が12万、
・ロスカット率が30%

なので、口座残高が36000円になった時点でロスカットとなります。

あとは上でやった計算と全く同じことをすればいいだけなのですが、入金したお金が20万だった場合は、「20万-36000円」で16万4000円の含み損に耐えられる金額ということになります。

そして、今回は3万通貨での取引を想定しているので、この金額を3万で割ればどれだけの値下がりに耐えられるかが算出されます。

どれだけ値下がりしたらロスカット?
164,000円÷3万通貨=5.47円

答えは5.47円なので、米ドル/円が80円の時に買ったのであれば、74.53円になった時点でロスカットということになります。

シゲ(デフォルト)

これで俺もロスカットレートの計算のプロだな!

エボシ(ワンポイント)

ただ、これから説明することが肝心なんだけど、実は最低証拠金やロスカット率で業者を選ぶようなことはしなくてもいいのよ。

3.【重要】あくまでロスカットレートは最終手段!!

ここまで、ロスカットレートの計算方法を詳しく話してきました。

しかし、大事なのはロスカットレートを気にするよりもきちんとリスクを考えて損切りをしようということ。

というのも、ロスカットレートを割ってしまうような取引というのはそもそもハイリスクな取引であって不慣れな初心者は行うべきではないからです。

ロスカットされるかどうかのレベルまでレートが落ち込んだ時点で、相当大損することになってしまいますよね。

ハイレバレッジで高額な取引を行う時に初めて、勝手に強制決済されないためにロスカットレートに気を配る必要が出てくるんです。

たとえ所持金を割る含み損が出たとしても、損切りのタイミングを自分で決めて注文していけばいいだけの話ですよね。

そうすればリスクも回避できますし、FX会社による強制ロスカットを食らわなくて済みます。

初心者のうちは、ロスカットレートを計算するよりも損切りなどの注文方法について勉強していく方が良いでしょう。

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