前回の記事では移動平均線の向きでトレンドが分かると書きました。
しかし、今回紹介する移動平均線とローソク足の位置関係と合わせて考えると
分析の精度が高くなるので紹介したいと思います。

移動平均線は遅れて追いかける!

移動平均線は為替レートが上昇してもすぐに上昇しないで、
少し遅れてから上昇をはじめます。
移動平均線は計算方法の特性上、
どうしても為替レートより動きはじめるのが遅くなります。

たとえば次のチャートを見てください。(クリックで拡大します!)

典型的な上昇トレンドのチャートですね。

ここで注目してもらいたいのが
ローソク足が上昇してからの移動平均線の動きです。

ローソク足を追いかけるように、
移動平均線が遅れて上昇しているのが分かると思います!

必ずこのように遅れて動くので、
上昇トレンド中は移動平均線の上にローソク足という位置関係になります。

下降トレンド中の位置関係はこれとは逆で、
移動平均線の下にローソク足がある状態となります。


移動平均線の向きと合わせて考える!

上昇トレンド中は必ず移動平均線の上にローソク足があるんですが、
移動平均線の上にローソク足があれば、
必ず上昇トレンドなのかと言えばそうではないケースもあります。

トレンドがない保ち合いの場合だったりすると、
移動平均線の上と下を為替レートが行ったり、来たりするので、
位置関係だけではトレンドは判断できないんですね。


ではどうすればよいのかと言うと、
「移動平均線の向きはトレンドを表している!」で紹介した
移動平均線の向きでトレンドを判断する方法と合わせて考えます。

つまり移動平均線の上にローソク足があり
尚且つ移動平均線が右肩上がりであれば上昇トレンドと判断します。

次のチャートをみてください。


Aは移動平均線が右肩上がりで、ローソク足も移動平均線より上にあり、
2つの条件を満たしているので上昇トレンドです。

でもBは移動平均線が右肩上がりですが、
ローソク足が移動平均線より下なので上昇トレンドではないです。

Cはローソク足が移動平均線より上だけど、
移動平均線が右肩上がりではないので、これも上昇トレンドではないです。

このように2つの条件を使えば、
トレンドの状態の判断が紛れなく早く確実に行うことができます!

まとめると次のような感じになります。

トレンド 移動平均線の向き 位置関係
上昇トレンド 右肩上がり 上:ローソク足
下:移動平均線
下降トレンド 右肩下がり 上:移動平均線
下:ローソク足

でも、なんでトレンドの状態を知る必要があるのかというと、
FXのトレードの基本は、トレンドに乗って売買するからですね。
(詳しくはまた別の記事に書きます)

それにトレンドの状態が分かれば、
転換するタイミングも分かるので、
売買タイミングを知ることにもなり優位に売買できます!

これについては次の記事で書いていきます。

 

移動平均線を突き抜けると売買サイン!

移動平均線がチャート上にあるだけでトレンドがどこにあるのか分かりやすくなりますね。でも移動平均線はトレンドの場所が分かるだけではなくて、売買タイミングの分析にも使えるので紹介したいと思います!